海水から夢のエネルギー

6/29の朝刊に大変興味をひかれた記事がありました。
フランス・カダラッシュ(←マルセイユの近くらしい)に、核融合によってエネルギー取り出すための実験炉を建設されることが決まったというものです。
ナンダカムズカシソウ・・・と思っていぶかしげに読み進めると、ナント!海水中に無尽蔵に存在する重水素(※)という物質約1グラムから、石油76リットル分に相当するエネルギーが取り出せるという核融合実験を行うための施設だというのです!
 
 「す、すごい・・・。」

しかも核エネルギーのように放射能汚染の危険性も非常に少ないクリーンなエネルギーで、さらに地球温暖化の原因となっているCO2(二酸化炭素)も発生させないという、まさに夢の次世代エネルギー。

ところで核融合ってナニ・・・? と思いますよね?
実は、あなたの身近にも核融合エネルギーが存在します。
太陽がそれです。
太陽のように自分で発光している星を恒星(こうせい)と呼ぶのです(←地球は惑星)が、恒星は自身の内部で核融合反応を起こして、光・熱などのエネルギーを発生させているのだそうです。

つまり、上記のこれからフランスで建設されようとしている施設では、イメージ的に小さな太陽みたいなものを作ってそこから安全な電気を取り出そうとしているのです。

今世紀中にはこのエネルギーが実用化されるとのことで、EU(50%出資)、日本、米国、韓国、中国、ロシア(各国10%出資)が共同で施設の建設・運営を行うようです。

いやぁ、実用化が待ち遠しいですね。
この技術が実用化されると、地球のエネルギー問題は一挙に解決するほどのすごい革新だそうです。
新しい科学技術にはいつも夢を感じますね。

(※)重水素とは・・・通常の水素の2倍の質量をもつ水素。別名 トリチウム。アニメ・宇宙戦艦ヤマト完結編の最後のシーンで、艦内にトリチウムを満載して波動砲(はどうほう←核融合エネルギー)を自艦内で爆発させ、トリチウムとの核融合反応によって、惑星アクエリアス(だったかな?)からの水が地球に及んで水没するのを防ぐ、という設定だったのを思い出しました。

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オトウトはフローリスト

今日は、うちの弟をご紹介します。

北海道は札幌市で
 【 佐藤花光 】 ← さとうはなみつ と読みます。

という小さな花屋をやっています。
つい先ほど、彼からホームページ新設のお知らせが届きましたので、
イッチョみなさんにご紹介させてもらおうと思ったわけです。
(身内ネタでゴメンナサイ)

ココだけの話ですが、コイツは昔からお金を貯めるのがすごく上手くて、使うのが上手な僕とは正反対です(笑)。
さらにどういうわけか、家族のヒイキ目で見なくても作る花のセンスには光るものがあり、ナカナカスゴイものを作っております。
(ちなみに、上の写真も彼の作品の一つです)

もしよかったらウェブサイトを覗いてみてやってください。

札幌在住の方がいらしたら、お友達へのプレゼントなどにぜひ一度使ってやってくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。

「兄のブログを見てやって来ました」
と言っていただければ、お花代5%オフ!にしてくれる?
・・・かも。

佐藤花光のホームページはこちら
(↑過去の作品紹介ページを ぜひ見てやってください)
〒060-0061
札幌市中央区南1条西12丁目
(電車通り 北向き)
電話・FAX 011-252-6833
営業時間/10:00~19:00
定休日/日曜日

人目に触れず・・・

今朝5:00過ぎに、

「ちょっと現場を覗きに行ってみようかな♪」

と、自転車を走らせました。
日頃の運動不足解消を兼ねて(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日現場でクライアントの I さんと打合せをした帰りに、近所で解体工事を
しているよその現場へ I さんと2人で行って、

「あの~、解体した古材を1~2本分けていただきたいんですが・・・」

とお願いしたところ、解体業者の方が

「いいよ、持ってって。明日の午前中にもう一度来て。」

と快諾してくださったのです。
(もちろん、ほんの少しお礼はしますけどね)
おかげで、格安で古材を手に入れることができそうで、新しい家のリビング
に1本、太い松の古材の柱が新しく仲間入りすることになりそうです。
楽しみ、楽しみ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(↑)というわけで、早朝からその後の解体現場の様子を見に行ったのです。

 

自宅からその解体現場へ走っている途中、交差点へ差し掛かったところで、歩道のゴミ拾いをしてくださっている3~4人のグループをお見かけしました。

 

多分ご近所の方なのでしょうが、日曜日のこんなに朝早くから、人目に触れずゴミ拾いをして下さっている姿に、頭が下がる思いでした。

日々何気なく通り過ぎているまちなみも、こういう方々の影の努力に支えられているんだなぁ、と感慨深いものがありました。

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栗の木と民家と枕木と・・・

上の写真は、阪急電鉄神戸線のレールと枕木です。
今日、十三駅で電車をボケーっと待っている時に、枕木がふと目に付いて

「あっ、ブログに書こう~っと」

と思い、撮ってきました。

約1週間前のことですが、NPO法人・日本民家再生リサイクル協会・近畿地区主催の連続講座・きんき民家塾の講義に参加しました。
当日は、筑波大学の安藤邦廣教授をお招きし、日本の民家の成り立ちと社会(歴史)状況について、約3時間お話ししていただきました。
目からウロコの話が続出で、非常に勉強になりました。
(安藤先生、どうもありがとうございました)
その中から、栗の木と枕木についての話をご紹介します。

栗の木というのは、最も腐りにくい木の一つとして知られています。
その強さ・耐久性たるや、桧の比ではありません。
昔から、蔵の土台などには栗が好んで使われています。

応仁の乱(1467年)と同じころに建てられた、現存する中では日本で最も古いといわれる住宅の一つ、千年家(古井家)は、土台はもちろん、柱や床板などあらゆる木部に栗が使われているそうで、以前は栗で作られた民家は珍しくなかったそうです。
しかし、明治維新後、文明開化とともに鉄道が敷かれるようになり、そのレールの枕木として大量に栗が使われてしまったため、現在では栗は非常に希少(=高価)な建材となってしまったそうです。

栗が強くて高価だということまでは僕もよく知っていましたが、そういう歴史的な背景があったことは知りませんでした。

他にも安藤先生のお話の中では、

・かやぶき屋根と化学肥料の話
・応仁の乱と、京都の杉面皮柱の話

などがとても印象に残りました。
興味がありましたら、改めてご紹介しますので、

「どんな話か知りたい」

という方はコメントなどお寄せください。
お待ちしております。

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人の流れ

最近、やたら時間が過ぎるのが早くなっています。

アインシュタインのソウタイセイリロンじゃないけど、時間の流れは絶対一定じゃないですね。
(アインシュタインに、『↑意味が違う!』って怒られそう・・・)

これも歳をとったからなんでしょうか?←オイオイ。

年初に立てた今年の目標が置き去りのままで、仕事に忙殺されています。

ここらでなんとかしないと・・・。


 

でも、今年あたりから知り会う人の流れが変わってきたような気がしています。

きっとホームページやブログ・メルマガの効果だろうと思うのですが、なんだか次から次へと、素敵な人たちと出会えるのです。

↑モチロン、出会い系サイトで成功!とか、そういうヘンな意味じゃないですよ(笑)。

ここで言う素敵な人というのは、

「あぁ、この人に知り会えてよかった」

と両者がお互いに感じられる人、というくらいの意味に捉えてくださるといいかと思います

その確率が上がってきたっていうか・・・、なんだかうまく表現できないのが情けないんですが。

 

ホント、いつもみなさんに助けてもらってます。

こんなブログも、いつもたくさんの皆さんに読んでもらっていて、本当に感謝しております。

どうもありがとうございます。

このところ、なかなか更新できないのがとても気がかりなのですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

さて問題です。この違い、あなたはわかりますか?

先週末現場へ行ったときに、瓦屋さんが瓦を葺いていました。
そこでたまたま、いろんな瓦が目の前にあったので写真を撮ってきました。
上の写真は、左が新しい瓦。右が古い瓦です。

さてここで問題です。
この2枚の瓦、ちょっとだけどこか違うんですが、
どこが違うのでしょうか?

じ~っとよく見てください。
(写真をクリックすると、拡大画像が表示されます)

正解は・・・、瓦先端のエッジが違うんです。
下の写真を見比べてみてください。
(わかりにくかったら、写真をクリックして拡大してから見てください)

↑これは古い瓦ですが、面取り(めんとり)と言われる種類の瓦です。
先端が全体に「ぬるっ」と丸く面取りされているのでこう呼びます。

 

↑一方、これは新しい瓦ですが、面無し(めんなし)と言われる種類の瓦です。
さっきとは逆に、先端のエッジが効いていて、面取りが為されていません。

※注 : 現在の新しい瓦が全て面無し瓦ということではありません。
新しい/古いに関係なく、面無し・面取り、瓦には2種類ある
ということです。

これらはどう使い分けるか?
屋根の表情を変えるためです。

ほんのちょっとした違いなので、これが実際に屋根に葺かれるとわざわざ指摘されない限り見落としてしまいそうですが、人間の目はすごいもので、この違いを

「なんとなく、やさしい感じね」 ← 面取り瓦を使った場合

「なんとなく、シャープな雰囲気やなぁ」 ← 面無し瓦を使った場合

という風に、ちゃんと感じ取ります。

建物を作るときは、こういう些細なことの積み重ねで全体のデザインを構築していくのですが、これもやはり先人の知恵ですね。
こういう繊細な感覚を持っていた日本人の伝統を、これからもきちんと受け継いでいきたいものです。

 

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デザイン変えてみたんですが・・・

ちょっと気分を変えようとして、ブログテンプレートのデザインを変えてみたんですが、なぜか設定がうまくいかないですね。

ご覧のように、僕のプロフィールなどが、はるか下~の方へ飛んでしまっています(苦笑)。

livedoorサポートデスクに聞いてみようかな。

 

  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓


<後日談>

上記サポートデスクに問い合わせしたところ、今回は即回答が返ってきました。
(Livedoorご担当者さん、ありがとう)
どうやら原因は、

  僕の文章が長すぎるからッ!


ということのようです(笑)。
よくわかりませんが、ご指摘の点に関してはナットク。
そこでイロイロ設定し直したりしてみたんですが、どうもうまくいかないので、再度別のデザインに変更しました。
ちょっと夏っぽくていいかな、と自分では思っています。

 


 

かやぶき屋根の古民家が残るまち、在原をご存知ですか?

あなたは、かやぶきの里・在原(ありはら)をご存知ですか?
びわ湖の湖北にある、滋賀県マキノ町在原というところには、今もなおかやぶき屋根の古民家がたくさん残っている、とても静かなところです。NPO法人・日本民家再生リサイクル協会・近畿地区では、6/19(日)にこの在原を訪ねるイベントを開催します。

今回は、在原の景観に惚れ込んでこの地へ移り住むことを決意された方のお宅におじゃまして、セルフビルドにて古民家を改修しているその経緯や、実際の体験談などについてのお話をうかがいます。
古民家の中で参加者のみなさんでしし鍋を囲みながらのんびりと談笑したり、在原の集落の中をゆっくり散歩してスケッチをしたりして過ごす時間は、きっとあなたの心をちょっと豊かにしてくれると思いますよ。

上記のイベントは、現在下記ホームページにて参加申込みを受付中です。
実際の個人のお宅におじゃましてお話を聞かせていただける機会はなかなかないので、この機会にぜひご参加ください。
定員は15名なのですが、現在7名の方がすでに申し込まれており、お早めに申し込まれることをおすすめします。

NPO法人・日本民家再生リサイクル協会近畿地区
ホームページはこちら!

↓   ↓   ↓   ↓   ↓

http://kinki.minka.gr.jp/

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納豆の意外な実力

土曜日(5/28)に、お好み焼きを食べに行きました。

阪急電鉄・伊丹駅近くにあるよく行くお店ですが、仕事でヘトヘトに疲れきっていたためか、

 

「たまには変わったものを食べてみよう」

 

と思い、一番ユニークなものを選んで発注しました。

それは、ナント!

 

【 納豆ねぎ焼き 】

 

 

 

え~っ!!!

マジで?

おまえ、頭おかしいんちゃうか?

 

って誰かに言われてしまいそう(?)ですね。

僕も半ばシャレで頼んだ(←いつもこんなことをしているわけではありません)ので、多少美味しくなくてもいいや、と割り切っていました。

 

<関西以外の方へ:ご説明します> 

ちなみにねぎ焼きとは、お好み焼きと同じ姿形をしています。

違いは、生地に青ねぎがたっぷり練りこまれて入っていることと、

ソースではなく、しょうゆベースの味付けをして食べることです。

でも、きっと生地の構成がお好み焼きとは少し違うんだろうと思います。

僕は詳しいことは知りませんが。

 

 

 

さて。

その 納豆ねぎ焼き 】が来ました。

食べてみると・・・。

 

 

 

これが意外にいけるんです。

びっくりでした。

もちろん、全部平らげたことは言うまでもありません。

きっと、お好み焼きのように、ソースではなくしょうゆを使い、

しかもねぎが入っている、とういねぎ焼きだからこそいけるのでしょう。

 

そういえば、とその時思い出しましたが、納豆とカレーは合います。

某カレーチェーン店で納豆カレーというメニューがありますが、僕はたまにこれを食べます。

納豆が好きな人にはおすすめします。

納豆がキライな人は・・・やめておいて下さい。←当たり前ですね(笑)

 

納豆恐るべし、です。

キラ(雲母)押しの唐紙と照明 @大阪・適塾

この前の日曜日に、NPO法人・日本民家再生リサイクル協会・近畿地区の主催イベントまちなみスケッチ&フォトハイクに参加してきました。
今回は大阪市中央区の北浜~船場にかけて残る、近代建築を見るのが目的でした。
東京駅の設計者として有名な辰野金吾氏をはじめ、渡辺節氏、安井武雄氏など、日本の近代建築界をリードした、そうそうたるメンバーが設計された建物が実はゴロゴロしていたことにおどろきました。

その中に建つ、緒方洪庵(1810~1863)が蘭学を教えた場所・適塾に寄ったときのことを書いてみます。

 

 

適塾の存在は以前から知っていて、目の前を何回も通り過ぎていたのですが、入ったのは実は今回が初めてでした。
この適塾は、例のお札のオジサン(←そうじゃないやろ!)・福沢諭吉などを輩出し、現在の大阪大学医学部の前身であった(現在の適塾は大阪大学が所有)ことなど、近代日本史が嫌いだった僕にとっては、

 

「へぇ~♪」

 

の連続でした。

 

 

 

まぁ史実はさておき。

適塾の建物は大変手の込んだ品のある造りで、なかなかセンスのある棟梁(←大工)が手がけた様子が感じられました。
全体に少し骨太な感じのする木割りでしたが、そんな中にも各所に繊細さを感じさせるセンスはなかなか素晴らしく、この建物をつくられたのは、きっと名のある方(大工)だったのだろうと推測しました。

取次ぎの座敷の柱は、とても素性のいい杉の4寸角柱できちっとした格を出しているのですが、床柱にアテ錆び丸太(アテとはあすなろの木。錆び丸太とは、甘皮を残して放置・発酵させ、丸太の表面に斑点を残した化粧丸太)を使ってちょっと野趣をもたせ、庭に面した開口部には掛け込み天井を設けて庭への連続感を表現するなど、手が込んでいました。

どの部屋も照明が大変暗く抑えられていたのですが、そんな中でひときわ静かに引き立っていたのが、”キラ押し”の唐紙(からかみ)です。

 

 

”キラ押し”とは雲母(うんも)の粉を顔料に使って、版木を型押しした唐紙のことです。
鈍く銀色に光るキラ押しの唐紙を貼った襖は、現代の空間で用いられるような明るい蛍光灯の下では、その繊細な味わいが全て飛んでしまいます。
ほの暗いろうそくや小さな白熱灯の明かりの下にあって初めて、幽玄な鈍い光を放ち始めるのです。
適塾では、小さな五三の桐の文様が一面に繰り返し型押しされた唐紙でしたが、久しぶりに唐紙本来の持つ繊細な美しさ、谷崎潤一郎が陰影礼賛の中で表現したような、あの空間に通じる日本の美を感じることができました。

 

 

今回はちょっとなんだか文学的な表現になってしまいましたね。
読みにくかったですか?

 

 

 

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