栗の木と民家と枕木と・・・

上の写真は、阪急電鉄神戸線のレールと枕木です。
今日、十三駅で電車をボケーっと待っている時に、枕木がふと目に付いて

「あっ、ブログに書こう~っと」

と思い、撮ってきました。

約1週間前のことですが、NPO法人・日本民家再生リサイクル協会・近畿地区主催の連続講座・きんき民家塾の講義に参加しました。
当日は、筑波大学の安藤邦廣教授をお招きし、日本の民家の成り立ちと社会(歴史)状況について、約3時間お話ししていただきました。
目からウロコの話が続出で、非常に勉強になりました。
(安藤先生、どうもありがとうございました)
その中から、栗の木と枕木についての話をご紹介します。

栗の木というのは、最も腐りにくい木の一つとして知られています。
その強さ・耐久性たるや、桧の比ではありません。
昔から、蔵の土台などには栗が好んで使われています。

応仁の乱(1467年)と同じころに建てられた、現存する中では日本で最も古いといわれる住宅の一つ、千年家(古井家)は、土台はもちろん、柱や床板などあらゆる木部に栗が使われているそうで、以前は栗で作られた民家は珍しくなかったそうです。
しかし、明治維新後、文明開化とともに鉄道が敷かれるようになり、そのレールの枕木として大量に栗が使われてしまったため、現在では栗は非常に希少(=高価)な建材となってしまったそうです。

栗が強くて高価だということまでは僕もよく知っていましたが、そういう歴史的な背景があったことは知りませんでした。

他にも安藤先生のお話の中では、

・かやぶき屋根と化学肥料の話
・応仁の乱と、京都の杉面皮柱の話

などがとても印象に残りました。
興味がありましたら、改めてご紹介しますので、

「どんな話か知りたい」

という方はコメントなどお寄せください。
お待ちしております。

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世界に、300年先も美しい風景を

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