月別アーカイブ: 2007年1月

脱型

今日から、西宮市のM邸で基礎の型枠をバラしています。

ベースコンクリートは1/20(土)に、立上りコンクリートは1/22(月)にそれぞれ打設し、その後ずっと型枠を外さずに養生しておきましたので、教科書通り(笑)きっちり7日間以上は養生したことになります。
今回基礎工事を引き受けて下さった会社はこちらの意図を汲んで、ちゃんと7日間養生してくれましたが、実際にはなかなかゆっくり養生してくれないんですよね。
一般には、5日くらい(またはそれ以下)でバラしてしまう会社が多いです。

コンクリートの仕上がりは、バラすまでどうなるかわからないので不安ですが、今回は外周部がコンクリート打放し仕上げとすることもあって、基礎を施工して下さった会社がサラ(=新品)のコンパネを使ってくれて、仕上がりは上々です。
写真で見られるように、通りもきっちり出ていて、外面が一直線になっている様子がよくわかると思います。

この後、バリを取ったり余分にはみ出したコンクリートを削り取ったりして基礎工事は完了です。

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店舗設計物件が工事中

年末から取り組んでいた店舗設計物件が、大阪市内で工事中です。
店舗というのはちょっと語弊があるかもしれないですね、正確には診療所です。
まぁいずれにしても、住宅ではないという内装工事です。

5坪くらいの小さな空間なので、工事は1週間くらいで完了すると思います。
杉の杢を見せるように材料を使って、間接照明を組み込んだだけのシンプルなデザインですが、おかげさまでクライアントにもとても気に入って頂いているようで、出来上がりが楽しみです。
上の写真は間仕切壁と天井の一部だけを切り取って写した写真ですが、竣工したら全体がわかる写真を撮ってまたご報告します。

店舗設計もなかなかおもしろいですね。

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吉野杉の天井板を買ってきました

大和銘木市場

昨日、奈良県橿原市にある大和銘木市場へ行って、現在施工中の現場
『木曽のみんながつくってくれる大阪の家』
の和室に張るための天井板を買ってきました。

大和銘木市場では、今週の水曜日・木曜日に競市が行われたらしく(←この間一般客は入場不可とのこと)、並べられていた材木にはいろんなラベルなどが貼られていました。

一緒に行って下さった大工さんと天井板を選んだ後、市場内に保管されている材料を一通り見て回りました。
ピンからキリまで様々な材料が並んでいて、なかなか楽しいところです。
ここの圧巻はやはり、地元吉野産の赤杉(←吉野杉の赤身だけを製材して木取りした製品)です。
赤杉というのは吉野産の杉だけに使われる名称で、秋田杉など他の産地の杉にはこの名称は使いません。
吉野杉の200年生超の丸太から製材される赤身の美しさは最高ですね。

こんな材料を使える現場にはこのところすっかりご無沙汰していますが、材料の美しさを活かすということに関してはどの材料であっても同じなので、自己研鑽を怠り無くやっていれば、またそういう現場に巡りあわせるでしょう。

市場の中で久しぶりに丸太を見て、勘がうずき出しました。
最高級の杉の面皮柱と、おとなしくて上品な杉の磨丸太(天然絞)を見つけて、
「欲しいなぁ・・・」
と思ってしまいました。
使う予定の現場も無いんですけどね(笑)。

しかし、価格を聞いてビックリしました。
めちゃめちゃ安いんです。
今はこういった化粧柱を使う現場がとっても少ないので、供給過剰になり価格が下落しっぱなしとのこと。
これってもしかして投資のチャンスかも?

僕が以前勤めていた鈴木工務店の倉庫には、こういう茶室などに使う材料が山ほどストックされていますが、あれもなかなか陽の目を見る機会は少なくなっているんだろうなぁ・・・などと思いつつ、銘木市場を後にしました。

材料はストックしておけばいつまでも残っていますから良いんですが、心配なのは丸太仕事ができる職人が減っていくことです。
一流の職人には技術力だけでなく、センスが求められますから大変です。
どの材料を選ぶか、材料のどの部分を取捨選択するか、どんな大きさでどの向きで使うか、面巾は?、どの位置に納めるか、などなど。
これも人間力ですね。

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ホッと一息

昨日、神戸市北区でこの春から着工予定の現場・S邸の現場説明会を行いました。
和田山の但南建設さん、大阪の輝建設さん(←50音順)の2社に現場へ来て頂き、設計図一式(計55ページ)をお渡しした上で見積を依頼しました。

ここ2週間、この設計図書作成で気を張り詰めていたのですが、無事図面が間に合ってホッと一息つくことができました。
2週間後に両社から見積を提出してもらって、建築主であるSさんご夫妻同席の下、どちらに依頼するかを決定します。
(但南さん、輝さん、どうぞよろしくお願いいたします)

現場からの帰路、六甲山中にある水汲み場に行って飲料水をタンク(20L×4)に入れて持ち帰ってきました。
うち(←自宅と事務所)では、飲料用にはいつも六甲山の恵みを受けたこの湧き水を使っている(←おかげでお茶が美味しい!)のですが、夏場に比べるとかなり湧水量が減っていました。
冬場は雨が少ないから当然ですけどね。

しかしこうやって雨が降らない季節でも、絶えず水を恵みつづけてくれている山の力には畏敬の念を感じずにいられません。
自分もこうありたいものだ、と気を引き締めました。

次に西宮市内で基礎工事中の現場へ寄って様子を確認してきました。
こちらも順調に養生中(下の記事をご参照下さい↓)

今日は朝から大工さんと一緒に吉野へ行って、和室の天井板と造作材を買ってきます。
またご報告しますね。
どうぞお楽しみに。

 

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基礎コンクリート打設後の養生

このところ寒いですね。

22日(月)に、西宮市内の現場で基礎のコンクリートを打設しました。
打設中から寒風が吹きすさんでいたので、かなり冷え込むのでは?と思い、
打設後、基礎全体に大きなブルーシート(10m×10m 1枚と小さなブルーシート数枚)をかぶせて養生しました。

打設後5日間は、コンクリートの温度が2℃以下に下がらないように管理をしてあげなくてはいけません。
昨日の朝は車のフロントガラスにも霜が降りていましたから、シート養生をしておいて正解でした。

念のために現場にも確認しに行ったのですが、シートの中のコンクリートは全く問題ない様子でした。
ホッと一安心です。

これから1週間くらいこのまま枠を外さずに養生します。
これはコンクリートの中の水分を逃がさないようにするためで、この段階でしっかり守ってあげないと後々のコンクリートの強度がガタ落ちになるからです。

これから暖かい日が続いてくれるといいんですけどね・・・。

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手描図面

設計図を描くときには、様々な縮尺の図面を描きます。
1/100、1/50、1/20、1/10、1/5、1/1などなど。

図面で伝えたいこと(=目的)によって縮尺を使い分けるのですが、その中でも原寸図(実物大の図面のこと)というのを僕はよく描きますが、この原寸図だけはコンピューターで描くのではなく、手で描きます。

なぜか?
実物大のものを描いているのに、コンピューターで描いたらどんな大きさなのかわからなくなってしまうからです。

原寸図を手で描くのは、自分のスケール感覚を養うトレーニングのためという側面もありますが、やはり手で描いた方が楽しいし早いからというのもあります。

上記の図面は3枚引違いガラス戸(木製建具)の断面図(縮尺=1/1)です。
画像をクリックすると拡大して見ることができます。

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西宮市M邸 ベースコンクリートを打設しました

ベースコンクリート打設

昨日の昼過ぎに、西宮市のM邸(←新築・3階建て)で基礎のベースコンクリートを打設しました。
冬季のコンクリート打設の際には凍結が心配なのですが、昨日はわりと暖かくてその点では助かりました。
でも大寒だった昨日は、関東の方で雪が降ったそうですね。

生コン打設後のコンクリートは、最低5日間はコンクリートの温度を2℃以下にならないようにしておかなくてはいけません。
それと同時に、硬化する際には充分な湿度をコンクリートに与えてあげることが、コンクリート強度をきちんと出すためには必要です。
コンクリートは打設後のケア(←養生と言います)によって、コンクリートの強度が変わるんですよ。
そういう意味においては、真冬のコンクリート打設は気を使います。
(でも夏は夏で、乾燥が心配になったり、炎天下での温度上昇対策などが必要なんですが)

今日は気温が上がってくる昼前ごろ現場へ行って、コンクリートの上に水を打ってくるつもりです。
まだ現場に仮設水道が来ていないので、20リットル入りの給水タンク×5ヶ=100リットルを持ち込んでの水打ちです。

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木曽から大工さんが来ています

今週の月曜日(1/15)から、
『木曽のみんなが建ててくれる大阪の家』
の大工さんが、長野県木曽郡から大阪府四条畷市の現場に来て木工事を行っています。

この現場は、昨年の10月に建方を行い、11~12月に土壁(荒壁)をつけました。
ある程度乾燥させた後、現在の木工事に取り掛かっているというわけです。

大工さんが乗り込んできてから、現場に行きたいと思いつつもなかなか時間が取れなかったのですが、やっと今朝行ってくることができました。

下の写真は勝手口の庇を取り付けているところです。

この現場では、床材に信州産の唐松のフローリング(↓)を使います。
僕も初めて使うのですが、これがなかなかいいです。
価格も安い。
杉とほぼ同じ価格です。

西宮市内で着工している現場でも、このフローリングを使うことになり、
今週発注しました。
納期は1ヶ月くらいかかりますが、この会社の唐松フローリングはいいです。
他にも数社から唐松のフローリングサンプルを取りましたが、ここ以外のものはダメでした。

長野県伊那市から持ってくるため、当然運賃がかかりますが、
その価値はあると思います。
なかなかオススメですよ。

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古民家購入・再生に関するミニセミナーの講師を引き受けることになりました

古民家を購入して移住される方が増えるに従い、いろいろな問題が出てきているようです。

 ○ 不動産屋で見つけた古民家付き物件を購入したのはいいけれど、
   想定外の再生費用がかかると言われ、途方にくれてしまう・・・
 ○ 購入した物件の建物の状態が悪く、再生して住もうとすると
   高額の再生費用が必要になってきて、工事に着手できない

ということでお困りの方からの相談が結構多いそうです。



これらのことは購入前にきちんと専門家に相談して資金計画を立てていないことから起こる問題です。
こういう状況を起こさないように、きちんとした情報提供を行ってユーザーをサポートしていこうとの考えから、あるNPO法人が兵庫県の助成金を受けてセミナーを行うことになり、なぜか僕にその講師としての依頼が来ました。
3月の初旬に伊丹市・尼崎市・西宮市のいずれかでそのセミナーを開催するとのことで、日程・会場が近日中に決まるそうです。

決まったらまた当方ホームページやこのブログでもお伝えしますが、古民家購入時にチェックすべきポイントや、再生にかかる費用などについてわかりやすくお話しするセミナーになりそうです。

実は奈良県のNPO法人からも別のセミナー講師を引き受けていて、その準備もしないといけないんですが(←Nさん、遅くなってすみません・・・)、下記(別記事)のイベントの運営準備もあるし、なんだか本業以外(?)のことがバタバタと大変な状況になってきました。

う~ん・・・。
とりあえず一つずつ取り組んでいくしかないですね。

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民家協会 創立10周年記念イベントの打合せ

昨日、NPO法人・日本民家再生リサイクル協会の近畿地区定例運営委員会があり、大阪市内で行われた会議に出席してきました。

昨日の主な議題は、4/1(日)に行われる予定の創立10周年記念イベントについてでした。
準備不足が否めない状況なので、これからラストスパートをかけていこうということになり、これから毎週1回ずつ運営委員のメンバーが集まって会議を行うことになりました(←大変・・・)。

上記イベントは、再生民家に住まわれている方をパネリストとしてお招きし、再生民家に住むということについて考えるシンポジウムです。
この10年で古民家再生という概念が一般に定着した感がありますが、
 ○ 実際のところ再生した民家に住み始めてみてどうだったのか?
 ○ 苦労した点、満足した点、思いも寄らなかった点、
 ○ 今後の課題
など、ユーザー側からの視点でパネリストのみなさんにそれぞれの考えを話していただき、今後の民家再生に活かしていこうとするものです。

同時に、当協会がこれまで行ってきた10年間の活動での実績、再生した民家の数々などのパネル展示・報告も行います。
詳細についてはまた追ってお知らせしますので、ぜひ4/1(日)に会場へお越し下さい。

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