YAMAMORI Stand/COCHI

2023/9/7-11の5日間、France / Parisで開催されるMaison & Objet (メゾン・エ・オブジェ)という、とても大きな商談展示会に出展する製品をつくらせて頂きました。
上の写真がその製品です。

コンセプトや基本的なデザインの方向性は、以前からいろんなお力添えを頂いているmitemo株式会社の方々が考えられて、当社も一緒にディスカッションに参加しながら、最終的な詳細設計と製作を東風で行いました。

来週 Paris へ向けて旅立ちます。

この商品を含め、【500年の歴史をもつ吉野林業 × 日本の木造伝統構法技術 を味わう】 というコンセプトで、今後いくつかのサービス(プライベートツアー等)や商品展開を進めるべく、準備を始めています。
ちなみに、このコンセプトはmitemo株式会社/澤田社長によるものです。

今回の商品は、貴金属などの小さな商品をディスプレイするためのスタンドで、名前を【YAMAMORI Stand】 といいます。

上の写真の柱の断面(五角形)のようなところに、貴金属などを置いて頂くディスプレイスタンドです

冒頭の写真、パッと見た目には1本の木のように見えるのですが、実は2つのピースを組み合わせていて
『箱継ぎ(はこつぎ)という伝統的な継ぎ手を、組み合わせる途中で止めた』
ような状態を見せたい、というのが発想の源になっています。

2つのピースを合わせた部分がこちら(↓)
少し色が違う部分で、右と左2つの木を合わせています
ちなみに、この合わせた部分には接着剤も金物も使っていません。
外して2つに分解&再度組み合わせることもできます

通常、継ぎ手(つぎて)というのは、別々の2本の木をピタッと組み合わせ、力がかかってもズレたりしないようにするために、凹凸の目地(メジ)や木栓(もくせん)など様々な手法を使って複雑な加工をするのですが、実際に継ぎ手が組み合わさってしまうとそれらの細かな加工は全く見えなくなります。

箱継ぎの図解イラストがこちら ↓
(出典:規矩尺術 さしがねの技法)

でも今回は、その手の込んだ加工がデザインとして見える商品にしたわけです。
素材は吉野桧(ひのき)の芯去り材、ベースプレートは鉄でつくりました。

MAISON & OBJET の公式サイトでも紹介されています。
→  LOCAL CRAFT JAPAN

開催日程:2023/09/07(木)〜09/11(月)
各9:30-19:00(最終日は18:00まで)
会場: Paris Nord Villepinte Exhibition Centre
( ZAC Paris Nord 2 93420 Villepinte )
ブース: HALL 8 – Stand : D 44

もし開催期間中現地にいらっしゃる方は、ブースに足を運んでみて頂けると嬉しいです。

関係者のみなさまは以下の通り。
Direction   mitemo
Design     Cochi + mitemo
Manufacture   Cochi
Seller      STUDIO Wundran
Photos     Tetsuya Sawada

(株)木造建築東風のサイトはこちら
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