月別アーカイブ: 2005年6月

オトウトはフローリスト

今日は、うちの弟をご紹介します。

北海道は札幌市で
 【 佐藤花光 】 ← さとうはなみつ と読みます。

という小さな花屋をやっています。
つい先ほど、彼からホームページ新設のお知らせが届きましたので、
イッチョみなさんにご紹介させてもらおうと思ったわけです。
(身内ネタでゴメンナサイ)

ココだけの話ですが、コイツは昔からお金を貯めるのがすごく上手くて、使うのが上手な僕とは正反対です(笑)。
さらにどういうわけか、家族のヒイキ目で見なくても作る花のセンスには光るものがあり、ナカナカスゴイものを作っております。
(ちなみに、上の写真も彼の作品の一つです)

もしよかったらウェブサイトを覗いてみてやってください。

札幌在住の方がいらしたら、お友達へのプレゼントなどにぜひ一度使ってやってくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。

「兄のブログを見てやって来ました」
と言っていただければ、お花代5%オフ!にしてくれる?
・・・かも。

佐藤花光のホームページはこちら
(↑過去の作品紹介ページを ぜひ見てやってください)
〒060-0061
札幌市中央区南1条西12丁目
(電車通り 北向き)
電話・FAX 011-252-6833
営業時間/10:00~19:00
定休日/日曜日

人目に触れず・・・

今朝5:00過ぎに、

「ちょっと現場を覗きに行ってみようかな♪」

と、自転車を走らせました。
日頃の運動不足解消を兼ねて(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日現場でクライアントの I さんと打合せをした帰りに、近所で解体工事を
しているよその現場へ I さんと2人で行って、

「あの~、解体した古材を1~2本分けていただきたいんですが・・・」

とお願いしたところ、解体業者の方が

「いいよ、持ってって。明日の午前中にもう一度来て。」

と快諾してくださったのです。
(もちろん、ほんの少しお礼はしますけどね)
おかげで、格安で古材を手に入れることができそうで、新しい家のリビング
に1本、太い松の古材の柱が新しく仲間入りすることになりそうです。
楽しみ、楽しみ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(↑)というわけで、早朝からその後の解体現場の様子を見に行ったのです。

 

自宅からその解体現場へ走っている途中、交差点へ差し掛かったところで、歩道のゴミ拾いをしてくださっている3~4人のグループをお見かけしました。

 

多分ご近所の方なのでしょうが、日曜日のこんなに朝早くから、人目に触れずゴミ拾いをして下さっている姿に、頭が下がる思いでした。

日々何気なく通り過ぎているまちなみも、こういう方々の影の努力に支えられているんだなぁ、と感慨深いものがありました。

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世界に、300年先も美しい風景を

栗の木と民家と枕木と・・・

上の写真は、阪急電鉄神戸線のレールと枕木です。
今日、十三駅で電車をボケーっと待っている時に、枕木がふと目に付いて

「あっ、ブログに書こう~っと」

と思い、撮ってきました。

約1週間前のことですが、NPO法人・日本民家再生リサイクル協会・近畿地区主催の連続講座・きんき民家塾の講義に参加しました。
当日は、筑波大学の安藤邦廣教授をお招きし、日本の民家の成り立ちと社会(歴史)状況について、約3時間お話ししていただきました。
目からウロコの話が続出で、非常に勉強になりました。
(安藤先生、どうもありがとうございました)
その中から、栗の木と枕木についての話をご紹介します。

栗の木というのは、最も腐りにくい木の一つとして知られています。
その強さ・耐久性たるや、桧の比ではありません。
昔から、蔵の土台などには栗が好んで使われています。

応仁の乱(1467年)と同じころに建てられた、現存する中では日本で最も古いといわれる住宅の一つ、千年家(古井家)は、土台はもちろん、柱や床板などあらゆる木部に栗が使われているそうで、以前は栗で作られた民家は珍しくなかったそうです。
しかし、明治維新後、文明開化とともに鉄道が敷かれるようになり、そのレールの枕木として大量に栗が使われてしまったため、現在では栗は非常に希少(=高価)な建材となってしまったそうです。

栗が強くて高価だということまでは僕もよく知っていましたが、そういう歴史的な背景があったことは知りませんでした。

他にも安藤先生のお話の中では、

・かやぶき屋根と化学肥料の話
・応仁の乱と、京都の杉面皮柱の話

などがとても印象に残りました。
興味がありましたら、改めてご紹介しますので、

「どんな話か知りたい」

という方はコメントなどお寄せください。
お待ちしております。

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人の流れ

最近、やたら時間が過ぎるのが早くなっています。

アインシュタインのソウタイセイリロンじゃないけど、時間の流れは絶対一定じゃないですね。
(アインシュタインに、『↑意味が違う!』って怒られそう・・・)

これも歳をとったからなんでしょうか?←オイオイ。

年初に立てた今年の目標が置き去りのままで、仕事に忙殺されています。

ここらでなんとかしないと・・・。


 

でも、今年あたりから知り会う人の流れが変わってきたような気がしています。

きっとホームページやブログ・メルマガの効果だろうと思うのですが、なんだか次から次へと、素敵な人たちと出会えるのです。

↑モチロン、出会い系サイトで成功!とか、そういうヘンな意味じゃないですよ(笑)。

ここで言う素敵な人というのは、

「あぁ、この人に知り会えてよかった」

と両者がお互いに感じられる人、というくらいの意味に捉えてくださるといいかと思います

その確率が上がってきたっていうか・・・、なんだかうまく表現できないのが情けないんですが。

 

ホント、いつもみなさんに助けてもらってます。

こんなブログも、いつもたくさんの皆さんに読んでもらっていて、本当に感謝しております。

どうもありがとうございます。

このところ、なかなか更新できないのがとても気がかりなのですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

さて問題です。この違い、あなたはわかりますか?

先週末現場へ行ったときに、瓦屋さんが瓦を葺いていました。
そこでたまたま、いろんな瓦が目の前にあったので写真を撮ってきました。
上の写真は、左が新しい瓦。右が古い瓦です。

さてここで問題です。
この2枚の瓦、ちょっとだけどこか違うんですが、
どこが違うのでしょうか?

じ~っとよく見てください。
(写真をクリックすると、拡大画像が表示されます)

正解は・・・、瓦先端のエッジが違うんです。
下の写真を見比べてみてください。
(わかりにくかったら、写真をクリックして拡大してから見てください)

↑これは古い瓦ですが、面取り(めんとり)と言われる種類の瓦です。
先端が全体に「ぬるっ」と丸く面取りされているのでこう呼びます。

 

↑一方、これは新しい瓦ですが、面無し(めんなし)と言われる種類の瓦です。
さっきとは逆に、先端のエッジが効いていて、面取りが為されていません。

※注 : 現在の新しい瓦が全て面無し瓦ということではありません。
新しい/古いに関係なく、面無し・面取り、瓦には2種類ある
ということです。

これらはどう使い分けるか?
屋根の表情を変えるためです。

ほんのちょっとした違いなので、これが実際に屋根に葺かれるとわざわざ指摘されない限り見落としてしまいそうですが、人間の目はすごいもので、この違いを

「なんとなく、やさしい感じね」 ← 面取り瓦を使った場合

「なんとなく、シャープな雰囲気やなぁ」 ← 面無し瓦を使った場合

という風に、ちゃんと感じ取ります。

建物を作るときは、こういう些細なことの積み重ねで全体のデザインを構築していくのですが、これもやはり先人の知恵ですね。
こういう繊細な感覚を持っていた日本人の伝統を、これからもきちんと受け継いでいきたいものです。

 

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デザイン変えてみたんですが・・・

ちょっと気分を変えようとして、ブログテンプレートのデザインを変えてみたんですが、なぜか設定がうまくいかないですね。

ご覧のように、僕のプロフィールなどが、はるか下~の方へ飛んでしまっています(苦笑)。

livedoorサポートデスクに聞いてみようかな。

 

  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓


<後日談>

上記サポートデスクに問い合わせしたところ、今回は即回答が返ってきました。
(Livedoorご担当者さん、ありがとう)
どうやら原因は、

  僕の文章が長すぎるからッ!


ということのようです(笑)。
よくわかりませんが、ご指摘の点に関してはナットク。
そこでイロイロ設定し直したりしてみたんですが、どうもうまくいかないので、再度別のデザインに変更しました。
ちょっと夏っぽくていいかな、と自分では思っています。