月別アーカイブ: 2013年3月

天然林のイメージ

4/20(土)に静岡市内の北端部に天然林を感じに行くツアーを開催します。
(目下募集受付中)

主催は日本民家再生協会で、東風のスタッフや懇意にしている地元の林業家が運営のサポートを行います。
定員まであと7-8名となりました。

天然林ってどんなところ?
何が観られるの?

って、言葉を重ねても良くわからないですよね?
そこで、これまでに天然林で撮ってきた写真をアップしてみました。
(撮影地/長野県水木沢天然林、奈良県春日山原生林、秋田県白神山地)

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こんな風景の中に身を置いて、風の音を感じていると、脳波が明らかに変わります。
標高1700mまで登るので、山桜も楽しめるかな?というのが僕の密かな楽しみ。
もしよろしければ、東風日本民家再生協会までお申込み下さい。

開催日は4/20(土)です。

4/14(日)兵庫県丹波市で再生古民家の完成見学会を開催します

兵庫県丹波市において昨年から工事を進めてきた、H様 + Y様邸2世帯住宅となる、築80年古民家再生工事が完成しました。

建築主様のご厚意により、完成見学会を開催させて頂けることになりましたのでご案内致します。

施工は(有)すぎもと工務店様が手がけて下さいました。

こちらのお宅の再生工事前の課題は、以下のようなものでした。

 ● 親世帯と子世帯が同居できる間取りにしたい

 ● 冬は寒く、暗い室内を、暖かく・明るく快適に過ごせるようにしたい

 ● 築後80年を経過した家を、これからも長く住み続けられるように手入れをしたい
   (耐震補強・通風・湿気の問題など)

お父様と息子様はお二人とも農家。
生活と農が密接に結びついているご家庭です。

今回の再生工事にあたって、上記の課題は以下のように改善しました

 ○ これまでは居室として使えなかった2階の断熱性能を高めて
   居住性を改善し、2階全域を子世帯の生活空間とする

 ○ 大型の薪ストーブを導入し、主な生活空間の2/3を 1台で
   暖めることで、厳しい冬を快適に過ごせるようにする

 ○ 傷んでいた構造部材は補強・入替を行い、土壁を増設し、
   耐震性能を向上

何点か写真をご用意しましたのでご覧下さい。

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建物外観/外壁は杉板を新たに張り替え、
開口部にはアルミサッシ(ペアガラス)を設置しました

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画像2.
2階居室/天井が低くて圧迫感のあった2階の納戸は、
天井を取り払って開放的にし、屋根下に遮熱層を設けて
快適な温熱環境を実現しました

画像3. 
家族全員が集う居間は間接照明を設置して
温かな雰囲気に仕上げました

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画像4. 
洗面化粧台は、木とタイルでかわいい感じにつくりました

画像5.
玄関土間に大型の薪ストーブを設置しました。
これ1台で家の約2/3が快適に温まります

画像6. 
床板には杉の厚板(30mm)を使用しています
見学会当日は、住まい手であるY様ご夫妻から、
住み心地や再生工事前後での生活の変化などについて、
直接お話を伺うことができる大変貴重な機会です。

すでに建物内では建築主様の新生活が始まっているため、
1時間あたり1組限定で見学して頂きます。

先着順で定員(8組)に達し次第、受付を締め切らせて
頂きますので、どうぞお早めにお申込み下さい。
(完全予約制です)

【開催日時】 4/14(日) 10:00-17:00
        (最終組入場16:00)
       お申込の際、来場希望時間を必ずご記入下さい
       
【開催場所】 兵庫県丹波市内
       ※お申込頂いた方に住所をお送りします

お申し込みはこちらのページからお願いします。

4/20(土)、静岡市葵区で標高1700mの天然林を全身で感じるためのツアーを行います。
地元の林業家に案内して頂き、森の中の植物や生態系のことなど、
いろんな話を聴きながら、1日森の中を歩いて標高1700mの天然林
を目指します。

天然林の中に身をおいてみて初めてわかる素晴らしい感覚を、
ぜひ体感していただきたいと思って企画しました。
下の写真は、ブナの木立を見上げたものです。

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こんな景色を観に行きたい方はこちらからアクセスしてみて下さい。

雑誌・チルチンびと最新刊に掲載して頂きました

昨日3.11は東日本大震災が起こった日。
もう2年も経つのですね。

被災され、今なお大変な思いをされて毎日を過ごされている方々へは心よりお見舞いを、
そして残念ながら命を落とされた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

昨日、風土社さまより出版された雑誌・チルチンびと 75号の中で、木造建築 東風を採り上げていただきました。

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今回採り上げていただいたのは、東風スタッフのOさんがチルチンびと編集部様にあてて、東風の資料を送ってみてくれたことがきっかけでした。

『Architect 各地で活躍中の建築家』 というコーナーの中で、205ページを1ページ使って、東風で設計させて頂いた淡路島のT様邸・古民家再生工事についての記事を掲載して頂いております。

もしよろしければ、書店などで手にとってご覧になっていただければありがたく思います。
快く掲載のご了解を頂きましたT様、ならびに風土社の佐藤様、ありがとうございました。

4/20(土)、静岡市葵区で標高1700mの天然林を全身で感じるためのツアーを行います。
地元の林業家に案内して頂き、森の中の植物や生態系のことなど、いろんな話を聴きながら、1日森の中を歩いて標高1700mの天然林を目指します。

天然林の中に身をおいてみて初めてわかる素晴らしい感覚を、ぜひ体感していただきたいと思って企画しました。
下の写真は、ブナの天然林で撮ったもので、高齢のブナが立ち枯れた写真です。

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こんな景色を観に行きたい方はこちらからアクセスしてみて下さい。

神戸市大きな吹抜けリビングの家/リノベーション工事打合せ

昨日(3/2)は午後から神戸市内のS様宅へ打合せをするために行ってきました。
とっても刺激的で、楽しい打合せでした。

S様宅は2008年に竣工した新築住宅です。

東風で設計させて頂いたお宅の中でも、とびっきり特異な家。
でも、大~好きな家です。

今回はお子様が成長されたことに伴う、増床計画の打合せ。
新築計画当時から、
「将来はこういう風にしましょう」
ということを想定しながら作った家なのですが、それを実際に工事する段階になってきました。

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S様ご夫妻。
打ち合わせの最中、なんだかいいなぁ~と感じて撮ったスナップ。
(掲載の許可はちゃんと頂いています)

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S様宅リビング。

プラン(平面図)をご覧になられた方はみな一様にビックリされますが(笑)、
2層吹抜けがらんどう×1LDKの家。
でも、これがS様ご家族の生き方にピッタリなんです。

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大黒柱の脇に、何やら発見!
手前に見える黒い筒は、薪ストーブの煙突です。
思わず笑みがこぼれました。

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ふきのとう発見、西宮茶道教室にて逆勝手の茶道稽古の建築家

今朝、現場で少~し待ち時間があったので、現場近くの公園に入ってみたら、足元にふきのとうを発見しました。
そういえば今日から3月。
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札幌に住んでいた時(←って言ってもすでに20年以上前・・・)は、減り始めてきた雪を自分(ふきのとう)自身の雪で溶かし、雪の中からピョコピョコ出てくる逞しい姿を見ていたので、それに比べるとこういう芽吹き方は少し違和感を感じますが、それでも春はすぐそこのようですね。

昨日は茶道の稽古で、初めて逆勝手(ぎゃくかって)の点前の稽古をしました。

足捌き、袱紗(ふくさ)捌きから、道具の置き方までいろんなところが逆・逆になっていくので、頭が混乱・・・。
きちんと1月も2月も、結局月1回しか稽古に行けていないのですが、ちゃんと3回行かないと、とても憶えられそうにありません・・・。

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