月別アーカイブ: 2014年2月

初めて見たお菓子

先週末の大雪で外界との往き来が遮断されている地域のみなさま。
心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈りいたします。

 

ところで、週末に東京から東風の事務所へお客様がおいでになりました。
新築計画のご相談を頂いたのですが、そのお客様から頂いたお土産にビックリ!
こんなお菓子、初めて見ました。

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東京在住の方はご存知かもしれませんが、なんと、野菜の砂糖漬けです!

江戸時代から続いている老舗のお菓子屋さんだそうですが、せっかくなので全種類お皿に取り出して写真に写してみました(喜)

 

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まず第1弾。

左上は栗、右上はさつまいも。
左下はなんとシイタケ、右下はカブです。

 

 

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第2弾。

左上はナス、右上は多分ミカンの皮。
左下はきゅうり、右下は生姜です。

 

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まだまだありますよ~、第3弾。

右上は蓮根、その上に載っている棒状の薄緑色は蕗(ふき)です。
中央の赤いのは多分トマト。
左手前の白いのは大根、右下はかぼちゃ?(ちょっと怪しい)。

 

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いよいよ最後の種類です。

上の扇形のお菓子は・・・すみません、何だかわかりません(恥)。
見た目はたくあんです(苦笑)。
左の丸いのはニンジン、右はゴーヤ(!)
下の楕円形はごぼうです。

 

こんなお菓子が江戸時代からあったとは・・・。
いやはや驚きました。

まだほとんど食べていませんが、楽しみなのは、しいたけ・ゴーヤ・なすです。
どれも甘くて、薄茶が飲みたくなります。
甘いから一気にたくさんは食べられませんが、とにかく箱はずっしり重たいです。

K様、ありがとうございました!
みんなで少しずつ楽しみながら頂きます ♪

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世界に、300年先も美しい風景を

6年間天然乾燥させた杉の大黒柱

年末から取り掛かっている、石場建て伝統構法の新築住宅・I 様邸。

昨日、大黒柱を取りに和歌山へ行き、その足で摺り直し製材(修正挽き)をするために奈良県桜井市へ行ってきました。

daikokuhashira2014.0207_01

 

これは2006年晩秋に静岡で伐った樹齢110年の杉の木ですが、2007年から和歌山の友人・東さんが預ってくれていたものです。

約6年かけて充分天然乾燥され、とても軽くなっていました。
和歌山から桜井の製材所へ持ち込み、ねじれや歪みを直すために修正挽きを行いました。

修正挽きを行う前は、日焼けしたりホコリを被ったりしていて色も悪く、目もよく見えないのですが、修正挽きを終えると下の写真のように、きれいなピンク色になります。
この色が、天然乾燥でないと出せないんですよね。

(暗い工場の中でストロボを焚いて撮っているので、現物とは若干色が違いますが・・・)

daikokuhashira2014.0207_02

この後、表面をモルダーで一旦仕上げて、週明けに大工さんの倉庫へ搬入します。
木造建築東風の木材への取組や考え方については
以下のページで詳しく紹介しています
→ http://www.mokuzo-architect.jp/timber.html

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