月別アーカイブ: 2007年12月

愚直であること

本年も一年間、このブログを覗きに来てくださって、どうもありがとうございました。
僕がブログを書きつづけられているのも、あなたがこのブログを見に来て下さるお陰です。
心よりお礼申し上げます。



昨日、ようやく年賀状の第1弾を書き終え(140通/250通)、送り出しました。
一昨年から続いていたシリーズを一旦休止して、今年は封書で送りました。

「何で封書やねん?」

と思われるでしょうが、それは見ていただければわかります。
どうぞお楽しみに。
クロネコヤマトのメール便で、多分1/2か1/3に届くと思います。



さて一年を振り返ると、大変ありがたいことに今年もたくさんのクライアントのみなさまからお声をかけて頂きました。

業務の上では、今年はいろんな思い出深いことがありました。

独立後初の傑作と自負できる家もつくることができて、その家のクライアントも大変喜んでくださり、施工者ともとても良好な関係を築くことができた現場。
独立した当初からの夢であった、伐採の現場にクライアントに立ち会って頂く本格的な新月伐採を実施したこと。

その一方でいろんな失敗もありました。
様々なことを学ぶ機会もたくさん得られて、自身の考え方が大きくシフトした年でもありました。

そんな中、どんなことがあろうともずっと揺るがず、それどころか年を経る毎に自分の中でまっすぐに大きくなり続けているものが一つだけあります。



それは基本に忠実に、単純なことを愚直に守って物をつくり続けていくということの大切さです。
これは他人に伝えるのにとても長い時間がかかり、一番難しい事ですが、物作りにおいては一番大切なことです。

デザインの表面的なこと、技法や納まりなどは口で説明して伝えることができますが、この根幹に関してはどうしても言葉では伝える事ができません。

何度も何度も同じことを繰り返す事によってしか会得できないものです。



今日新幹線の車中である本を読んでいて、
「個性とは愚直から生まれる」
というくだりを目にして、あぁその通りだなぁとしみじみ思いました。

『あらゆる道には型というものがあり、その型に愚直にあたっていくことが目的への最短ルートになり、さらにその目的に近づくころには個性が自然と生まれている』
と、その本には書かれていました。

なかなか現代には受け入れがたいやり方だと思いますが、これを身につけると強いですよね。
(というか、最終的にはこれを持っているかいないか、ということしかないと思いますが・・・)



個性というのは出そうと思ってひねり出しているうちはただの嫌味でしかなくて、出さずにおこう出さずにおこう、と意識して抑えていてもそれでもにじみ出てしまうというのが個性の本来の姿だと思います。

来年も、その次も、これからず~っと先まで、僕の中での不動のものとして守りながら、物をつくり続けていけるように精進していくつもりです。



今年も1年間どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

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面取かんな

木造建築物を作るときにカンナは欠かせませんよね?
で、そのカンナにも実はいろんな種類があるのですが、一般の方にはあまりなじみの無い特殊なかんなを一つご紹介しましょう。

面取鉋(めんとりかんな)という道具です。
今日、丹後の現場で実物の写真を撮ってきました。
まずは下の写真を見てください。
(全ての画像はクリックすることで拡大表示できます)

上から面取りかんなを見たところ

横から面取りかんなを見たところ

ひっくり返して面取りかんなを見たところ

普通、鉋(かんな)という道具は、板などを真っ直ぐ平滑に仕上げるために使います。
ところがこの面取りかんなは、3枚目の写真を見ていただくとお分かりの通り、平滑に仕上げようとする際に使う鉋の裏面が、平らになっていません。

なぜならこの鉋は、柱や窓枠・板などの角の部分に面をとる際だけにつかう鉋だからです。

この写真をみていただくとお分かりの通り、面取りカンナには
①目盛り
②ねじ
が付いています。
これで仕上げる面の巾を決定してからかんなをかけていけば、仕上がる面の巾や角度はきちんと一定に保たれるわけです。

イラストにまとめてみましたのでご確認下さい。
(イラストはクリックすると拡大表示できます)

僕もこの面取りカンナ欲しいんですよね・・・。
でも僕は職人ではないので、めったに使わないから買うのをためらっています。
うちで設計する建物では、階段の手摺棒を必ず角材にするのですが、その時に大きめの面取りを施すので、その際に必要となるのです。

ここ最近は、予算の関係上、柱にあまり大きな面取りをしていなかったので、面取りカンナの出番が少なかったのですが、来年からは面取りカンナの出番が増えそうです。

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クリスマスツリーといえば・・・

世の中すっかりクリスマスモードですね。

数年前から、この時期のイルミネーションがLEDの青白い光に変わってきているのにもみなさんすっかり慣れつつあると思うのですが、どうも僕はあの青白い光には少し抵抗を感じますね。
消費エネルギーが少ないというのは大変結構なんですけれど・・・。

ところで、クリスマスと言えばやはりクリスマスツリーですよね?
そのツリー、本来は樅(もみ)の木で作ります。

と、その樅で思い出したのですが、樅はマツ科の植物なんです。
でね、松はマツぼっくりを落として繁殖していくのはご存知ですよね?

ところが、樅もマツ科ということで、樅ぼっくりみたいなのがあるんですよ。
( ↑ 知ってました?)

今年の秋に静岡で新月伐採の準備をしているときに、その樅ぼっくりを見つけて写真を撮ってきてあったのを思い出しました。

これが樅ぼっくりです(↓)

※画像をクリックすると拡大表示できます。

松ぼっくりのようにトゲトゲが広がらなくて細長く、水気をたくさん含んでしっとりしているので、割と簡単にポキッと折れてしまいます。

樅の木は蒸篭(せいろ)を作るのに向くそうです。
これから年の瀬にかけて餅つきをされる方もいらっしゃると思うのですが、樅の木は実は年末に引っ張りだこだったんですね。

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民家を社宅に

昨日の日経新聞朝刊に興味深い記事がありました。

昨年(だったかな?)世界遺産に登録された、島根県石見銀山の麓・大森町という町にに中村ブレイスという義肢装具をつくっている会社があるそうです。
記事によると、中村ブレイス社は島根県太田市という田舎町(※)を拠点(;本社)に、欧州など十数ヶ国に製品を輸出している企業だそうです。
(※誠に失礼ながら、話を判りやすくするために
  このような表現にさせていただきました。
  ちなみに僕は大森町へ行ったことがあります)

石見銀山に行かれたことがある方はご存知だと思いますが、大森町は伝統的建造物群保存地区(通称:伝建地区)に指定されていて、こんなまちなみが残っています。

で、この中村ブレイス社では、
何と!
大森地区にある30棟もの古い民家を買取り、まちなみを保存しながら一部を社宅として使っているそうです。

拍手~!!!

すごいっ!
この会社の社長さんにぜひ会いに行きたいです。

地方の小さな町に本社を構えて世界を相手に商売をしているというスタンスも大変素晴らしい(地方都市での雇用の創出、都市部への労働人口流出に歯止めをかけている)というのに、さらにその社員のための住居として、古い民家を利用してまちなみ保存に貢献するとは・・・。

今後、古民家再生はこれまでとは少しずつ違った形での展開に変わっていくと思います。
そのお手本となるような取り組みですね。
ホンマに素晴らしい・・・。

僕もこういう取り組みを始めないといけないなぁ、と身につまされました。

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昨日は神戸と大阪へ行っていました

昨日は神戸と大阪に行っていました。

京都で来年家を建てるべく現在設計を進めている、Nさんご夫妻をお連れして
神戸ではこの家を見ていただくために、
大阪では照明のショールームへご案内して、Nさんに光の設計について感じていただくためです。

上の写真はそのショールームにて撮影した器具です。
大阪の南堀江にある flame というこのショップは、とっても居心地のいいお店で、僕は大好きです。

器具のデザインもこの上なくシンプルで好きなのですが、光と影の演出具合がとてもいいんです。
こういうことを言葉でいくら説明し尽くしても絶対に伝わらないんですが、現場に行ってそこに座ってもらえれば、何も説明しなくても相手に伝わります。

まさに百聞は一見に如かず。

Nさんとの打合せが終わった後、パソコンを買いにナンバまで行きました。
某大型カメラ量販店に行ってノートパソコンを買ってきたのですが、その店内の疲れることと言ったらありません。

もう、数十分買い物をするだけでヘトヘトになって神経がすり減らされました。

なぜって、BGMとかアナウンスはうるさいし、お客さんでごった返しているし、レジでは並んで順番を待たないといけないし・・・と挙げていったらキリがありません。

あんな環境で一日中ずっと(しかも毎日毎日・・・)仕事をしている店員さんが気の毒に感じました。
もう2度とあんな店に行って買い物はしたくありません・・・。

パソコンはキーボードの感触を確かめたかったために、どうしても今回は実際の店舗へ行かざるを得なかったのですが、インターネットを使ってコンピューターに向かって発注して、静かに買い物を済ませる方がずっといいですね。

あんなところで毎日働いてたら、人間壊れちゃうよ・・・。

こんなことを言うのはオッサンになったからでしょうか?

最近、都心部にあまり行かない生活をしているので、イナカモンの僕は特にそう感じました。

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1年は13ヶ月?

11月の末に東京で行われた、NPO法人・新月の木国際協会の研究発表会で聞いてきた、ちょっと興味深い情報を思い出したのでご紹介します。

1年間は12ヶ月ですよね?
今の暦では、30-31日×12ヶ月で1年(365日)とされています。

でもね、1年に新月~満月のサイクルは13回あるのだそうです。
つまり、1年間に月は地球の周りを13週しているということです。
( ↑ その間に新月は12回ある)

新月~満月のサイクルはおよそ28日周期(7日×4週)で13回。
つまり、7日×4週×13回=364日
というのが、月の公転周期なんだそうです。

これを聞いたとき、僕は
「1年は実は13ヶ月で考えた方が、この世の中のいろんなことが無理なく回っていくんちゃうか?」
と思いました。
( ↑ 単純すぎかな?)

サンゴは満月に合わせて産卵するそうです。
最近の研究で、サンゴには満月の光(か電磁波?)を感知するセンサーが備わっていることが分かったそうです。

また、上記の研究発表会の際に、満月に刈った稲穂と新月に刈った稲穂を持って来てくださった方がいらっしゃいました。
どう違うかというとね、匂いが全然違うんですよ。

満月の時に刈った稲穂は、すっぱい匂いがするんです。
新月の時に刈った稲穂は、全く匂いません。無臭でした。

で、ある地方では昨年の稲の刈り入れ時期がちょうど満月に当たっていたそうで、その地方ではどの家庭でもコメムシが米びつの中でやたらと大発生したそうです。
(当然ですが、刈り入れ時期は地方によって異なります)

僕には、地球上のいろんな生物は生命のリズムを天体の動きに合わせて生きているように思えてならないのです。

そんなことを考えていると、13ヶ月のカレンダーってどこかに売っていそうな気がしてきたのですが、どなたか知りません?

以前、ニューヨークのMomaの売店で売っているのを見たような記憶があるんですが・・・。

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習ったことを活かす

最近、自分が以前勤めていた会社で習ったこと(←建築に関する知識や知恵)を他の人のために役立てるケースが重なって、自分自身いろいろ考えさせられます。

僕が習ってきた建築の知識や知恵は、木造の中でも少し特殊な【数奇屋】といわれる分野において必要とされるものですが、最近友人にそれを伝える機会がありました。

2人の友人に、全く別々の形で微力ながら協力しているのですが、この技術はよく考えると独立してからほとんど使っていないなぁ~ということに気付きました。
( ↑ 間接的にはきちんといつも使っていますが・・・)



で、そうやって2人にお伝えするうちに、

「やはりこの力を眠らせておくのはちょっともったいないな・・・
 この技術を必要としてくれる方のためにもう少し活かしたいな・・・」

と思うようになりました。



ということで、やはり茶道を習う必要があるなぁ、という決心が固まりつつあります(笑)。

実は約10年前に茶道を習い始めたものの、恥ずかしながらその時は3ヶ月で挫折したのですが、今度こそはきちんと身につけないと、ここまで育ててくれた僕の建築の師に申し訳ないと感じるようになってきました。

自分のためではなく、僕が受けた恩恵を社会に活かすために習い事が必要だ、なんて感じたことは生まれて始めてです。

友人2人のおかげで、いい機会をもらうことができました。

           感謝。




多分、今後僕の設計する建物は、これまでとは微妙に変化していくと思います。
でもあまりに微妙すぎて、よく分からないかもしれませんが(笑)。
これまでよりも少し色気というか艶っぽさを出していこうと思います。

( ↑ 決して派手になるわけではありません。
  クライアントの皆様、ご安心下さい。
  なんと言うか、雰囲気が少しだけ変わると思います。
  と言っても写真で見たってわからないくらいの微妙な変化ですけどね)

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国土交通省との意見交換会

 

 

昨日(12/7)、急遽また東京へ行ってきました。

今後の木造建築に関する建築基準法改正内容について話し合う、国土交通省の担当官との意見交換会に出席するためです。
この会議は9月にも行われ、今回は第2回目です。

主催・参加したのは、

 職人がつくる木の家ネット
 伝統木構造の会
 日本曳家協会
 緑の列島ネットワーク
 日本民家再生リサイクル協会

の5団体です。
今回の意見交換会は、国土交通省からの要望でマスコミ等には非公開の形で行われました。

国会の関係等で国土交通省の方々もお忙しいらしく、充分な時間を割いていただけなかったのが残念でしたが、国としての木造建築の法整備に関する姿勢などがよく判りました。

やはり国にはもう少し本腰を入れて木造建築に関する環境を整えていただきたいと思います。
(明治以降、建築界では木造建築が置き去りにされてきたので、現在の国としての体勢を理解することはできますが・・・)
そのためには、我々木造に携わる実務者が建設的な姿勢での提言・協力を惜しまないことが重要ではないかと考えさせられました。

昨日の意見交換会に出席された上記5団体の皆様は、木造建築物に対する深い思い入れを熱く語っておられました。
ああいう仲間がいるということが分かるだけでも頼もしいですね。

実際、木造に関する法整備には、まだまだこれから長い時間がかかることと思います。
でもこうやって、少しずつ、少しずつ前進していくのだろうな、と感じました。 

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『再生する』ということの本来の意味

前々回の記事でも少し触れましたが、12/1(土)、2(日)に東京・池袋で民家フォーラムが開催されました。
そこで筑波大学の安藤邦廣教授が、『再生する』ということの本来の意味について、こんな話をしてくださいました。

兵庫県豊岡市にある兵庫県立コウノトリの郷公園では、コウノトリが自然環境のもとで生きていけるための環境づくりに取り組み、卵から孵化して育てたコウノトリを様々な方法で放鳥しているそうです。

コウノトリは日本の特別天然記念物に指定されているそうです。
( ↑ 恥ずかしながら、僕は初めて知りました。)

この公園では、最終的には野生のコウノトリが豊岡の空を、そして日本の空を飛んでくれるように、と願って様々な活動に取り組まれているようです。

この事例を引き合いに出して、安藤先生はこのように(↓)話してくださいました。

「動物園で飼育されているコウノトリを見る」ということと
「自然環境の中で生きている野生のコウノトリを見る」ということは
意味が違う。
これからは民家再生もこのような視点から考えていく必要がある、と。

どちらもコウノトリが絶滅せずに生きている(=種の保存)、という点では同じです。

でも、人為的に整えた環境下でなければ生き永らえることが出来ないというのは、本来の意味での『再生』とは言えないのではないか?
コウノトリが自分で餌をついばめる、どじょうやかえるが生きている豊かな田んぼや川があって初めて、コウノトリは野生化できる。
そのような環境を守り、維持していくことから着手して、そこに野生のコウノトリが繁殖していくことこそが、本来の『再生』ということなのではないだろうか?

民家再生という運動が盛んになり、各地に物体としての民家は残り始めるようになってきています。
それ自体は大変喜ばしいことです。

でも、現在の民家が再生されている状況は、まだ本来の意味での『再生』には達していないケースが多いと思うのです。

そして安藤先生は、こう言われました。

【1. 民家は風景である】
   民家を維持していくために必要な材料(木・草・土・竹・紙・石など)は、
   全て日本の風景の中にあったもの。
   つまり、風景を守らなくては民家を守れないということになる。

【2. 民家は暮らしであり、社会である】
   基本は互助で成り立つ社会というものを、
   これまでの日本は前時代的なものとして捨ててきた。
   そして民家が取り壊され、失われると、その社会が失われてしまう。
   教育と福祉、環境保全、そして地域社会の仕組みの中で
   生活の場としての民家と、そこで繰り広げられるコミュニティを残していく
   ことこそが、本来の意味での『再生』なのではないか?

非常に重みのある言葉です。

これは一人でも多くの方に聞いていただくべきだと僕は感じましたので、ここにご紹介することにしました。

自分として何ができるのか?
これからどうしていくべきなのか?
ということは、これからみんながそれぞれに考えて行動していかなくてはいけないことだと思います。

今回の話は、民家再生という切り口から問題を捉えた議論でしたが、
 〇 地球環境のこと
 〇 子供たちの育成・教育のこと
 〇 ストレスにさらされて様々な病を抱えながら生きていかざるを得ない
    現代社会のこと
いろんなことがこのことに繋がっていくと僕は思うのです。

ちょっと僕にはすぐに消化できそうもないほどの大きすぎるテーマですが、じっくり時間をかけて向き合ってみようと思っています。

あなたはどう思われますか?

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高桐院のもみじ

昨日はクライアントとの打合せで京都へ行っていました。
このところ週に3日くらい京都へ行っています。
今月からは少し落ち着くと思うのですが、それでも週2回くらいは行くことになります。
来年はご依頼を頂いている関係から、京都へ行く機会がもっと増えそう・・・。

冒頭の写真は大徳寺高桐院で写したもみじです。
雨に打たれて落葉したもみじが庭一面の苔の上に降り注いでとてもきれいでした。
高桐院は普段はとてもマイナーで静かな落ち着いた塔頭ですが、この時期はすごい人・人・人・・・です。
みなさんよく調べて来られるのですね。
人があふれる高桐院は僕にとっては何だか少し違和感を覚えます(笑)が、京都でも屈指の美しいお寺です。
僕は以前勤めていた職場(鈴木工務店)の目の前だったので、もう30回くらい行っていると思いますが、いつ行ってもいいですね。

本当はもっと別の美しいアングルがいくらでもあったのですが、お客さんが多すぎて、今回は地面に落ちたもみじの写真をあなたにおすそ分けすることにしました。

京都の紅葉はここ1-2日がもっとも美しい時期でしょうね。
昨日の比叡山は燃えるような色で、その美しさに心を奪われました。

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