淡路市T様邸」カテゴリーアーカイブ

新築 石場建て伝統構法の土壁づくり/動画を公開しました

約3年前に撮影した映像をようやく編集・公開しました。

石場建て伝統構法住宅の新築工事中に撮影した映像で、左官の荒壁塗りつけに関する一連の流れがわかるように編集したものです。
ご興味がある方に広く見て頂けると嬉しく思います。

左官工事を手掛けてくれたのは、約30年の付き合いの山本左官興業(京都市)のみなさまです。

I edited the video of the work of applying rough wall soil on the base of bamboo komai at the new construction site of a traditional Japanese house.
It was the plasterers of Kyoto City who were in charge of the plastering work.


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世界に、300年先も美しい風景を

淡路市 T様邸古民家改修工事の杉

ながらく更新が滞っておりました。
すみません。
相変わらず毎日あちこち走り回っていて椅子の温まる暇が無いのですが、何とかブログを更新していきたいと思っております。
これまではfacebookも読者専門でしたが、もうちょっと勉強してfacebookも更新していかねばなりませんね。
(でも、facebookはどう活用すべきメディアなのか?というところが
今ひとつ ピンときていません・・・)

ブログを更新していなかった間も、着々と現場は進んでおります。
(そしてもちろん、僕も現場を渡り歩いております)

淡路市のT様邸改修工事は、大工さんが1人でゆっくりコツコツと進めてきてくださっているので、かなりスローペースです。
2月に着工したのですが、4月に入ってようやく床を張り始めたところ。

awaji_flooring

上の写真は来客用の部屋の
床板です。 
厚み35mmの本実加工した杉板張り仕上げです。

工事契約の時には、【特一等材】という節がいっぱいあるグレードの
並材で見積されていたのですが、たまたま材料屋さんが無節の板を
入れてくれた(工務店さん談)とのことで、とてもきれいな板が張られています。

圧巻だったのが、2階の柱です。
契約時には杉の源平・小節程度でいいですよ、という設定だったのですが
実際に現場へ届いたのが吉野産赤杉の3方無地の柱たち。

awaji_yoshinosugipost

工務店さん、こんないい材料入れたら大赤字とちゃいますか?
と心配になるほど素晴らしい柱でした。 
T様宅の現場には、2階にこんな柱が林立しています。

杉が大好きな僕としては、とっても嬉しい限りですが
クライアントのT様ご夫妻も大喜びでした。