愚直であること

本年も一年間、このブログを覗きに来てくださって、どうもありがとうございました。
僕がブログを書きつづけられているのも、あなたがこのブログを見に来て下さるお陰です。
心よりお礼申し上げます。



昨日、ようやく年賀状の第1弾を書き終え(140通/250通)、送り出しました。
一昨年から続いていたシリーズを一旦休止して、今年は封書で送りました。

「何で封書やねん?」

と思われるでしょうが、それは見ていただければわかります。
どうぞお楽しみに。
クロネコヤマトのメール便で、多分1/2か1/3に届くと思います。



さて一年を振り返ると、大変ありがたいことに今年もたくさんのクライアントのみなさまからお声をかけて頂きました。

業務の上では、今年はいろんな思い出深いことがありました。

独立後初の傑作と自負できる家もつくることができて、その家のクライアントも大変喜んでくださり、施工者ともとても良好な関係を築くことができた現場。
独立した当初からの夢であった、伐採の現場にクライアントに立ち会って頂く本格的な新月伐採を実施したこと。

その一方でいろんな失敗もありました。
様々なことを学ぶ機会もたくさん得られて、自身の考え方が大きくシフトした年でもありました。

そんな中、どんなことがあろうともずっと揺るがず、それどころか年を経る毎に自分の中でまっすぐに大きくなり続けているものが一つだけあります。



それは基本に忠実に、単純なことを愚直に守って物をつくり続けていくということの大切さです。
これは他人に伝えるのにとても長い時間がかかり、一番難しい事ですが、物作りにおいては一番大切なことです。

デザインの表面的なこと、技法や納まりなどは口で説明して伝えることができますが、この根幹に関してはどうしても言葉では伝える事ができません。

何度も何度も同じことを繰り返す事によってしか会得できないものです。



今日新幹線の車中である本を読んでいて、
「個性とは愚直から生まれる」
というくだりを目にして、あぁその通りだなぁとしみじみ思いました。

『あらゆる道には型というものがあり、その型に愚直にあたっていくことが目的への最短ルートになり、さらにその目的に近づくころには個性が自然と生まれている』
と、その本には書かれていました。

なかなか現代には受け入れがたいやり方だと思いますが、これを身につけると強いですよね。
(というか、最終的にはこれを持っているかいないか、ということしかないと思いますが・・・)



個性というのは出そうと思ってひねり出しているうちはただの嫌味でしかなくて、出さずにおこう出さずにおこう、と意識して抑えていてもそれでもにじみ出てしまうというのが個性の本来の姿だと思います。

来年も、その次も、これからず~っと先まで、僕の中での不動のものとして守りながら、物をつくり続けていけるように精進していくつもりです。



今年も1年間どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

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世界に、300年先も美しい風景を

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