ホッと一息

昨日、神戸市北区でこの春から着工予定の現場・S邸の現場説明会を行いました。
和田山の但南建設さん、大阪の輝建設さん(←50音順)の2社に現場へ来て頂き、設計図一式(計55ページ)をお渡しした上で見積を依頼しました。

ここ2週間、この設計図書作成で気を張り詰めていたのですが、無事図面が間に合ってホッと一息つくことができました。
2週間後に両社から見積を提出してもらって、建築主であるSさんご夫妻同席の下、どちらに依頼するかを決定します。
(但南さん、輝さん、どうぞよろしくお願いいたします)

現場からの帰路、六甲山中にある水汲み場に行って飲料水をタンク(20L×4)に入れて持ち帰ってきました。
うち(←自宅と事務所)では、飲料用にはいつも六甲山の恵みを受けたこの湧き水を使っている(←おかげでお茶が美味しい!)のですが、夏場に比べるとかなり湧水量が減っていました。
冬場は雨が少ないから当然ですけどね。

しかしこうやって雨が降らない季節でも、絶えず水を恵みつづけてくれている山の力には畏敬の念を感じずにいられません。
自分もこうありたいものだ、と気を引き締めました。

次に西宮市内で基礎工事中の現場へ寄って様子を確認してきました。
こちらも順調に養生中(下の記事をご参照下さい↓)

今日は朝から大工さんと一緒に吉野へ行って、和室の天井板と造作材を買ってきます。
またご報告しますね。
どうぞお楽しみに。

 

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基礎コンクリート打設後の養生

このところ寒いですね。

22日(月)に、西宮市内の現場で基礎のコンクリートを打設しました。
打設中から寒風が吹きすさんでいたので、かなり冷え込むのでは?と思い、
打設後、基礎全体に大きなブルーシート(10m×10m 1枚と小さなブルーシート数枚)をかぶせて養生しました。

打設後5日間は、コンクリートの温度が2℃以下に下がらないように管理をしてあげなくてはいけません。
昨日の朝は車のフロントガラスにも霜が降りていましたから、シート養生をしておいて正解でした。

念のために現場にも確認しに行ったのですが、シートの中のコンクリートは全く問題ない様子でした。
ホッと一安心です。

これから1週間くらいこのまま枠を外さずに養生します。
これはコンクリートの中の水分を逃がさないようにするためで、この段階でしっかり守ってあげないと後々のコンクリートの強度がガタ落ちになるからです。

これから暖かい日が続いてくれるといいんですけどね・・・。

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手描図面

設計図を描くときには、様々な縮尺の図面を描きます。
1/100、1/50、1/20、1/10、1/5、1/1などなど。

図面で伝えたいこと(=目的)によって縮尺を使い分けるのですが、その中でも原寸図(実物大の図面のこと)というのを僕はよく描きますが、この原寸図だけはコンピューターで描くのではなく、手で描きます。

なぜか?
実物大のものを描いているのに、コンピューターで描いたらどんな大きさなのかわからなくなってしまうからです。

原寸図を手で描くのは、自分のスケール感覚を養うトレーニングのためという側面もありますが、やはり手で描いた方が楽しいし早いからというのもあります。

上記の図面は3枚引違いガラス戸(木製建具)の断面図(縮尺=1/1)です。
画像をクリックすると拡大して見ることができます。

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西宮市M邸 ベースコンクリートを打設しました

ベースコンクリート打設

昨日の昼過ぎに、西宮市のM邸(←新築・3階建て)で基礎のベースコンクリートを打設しました。
冬季のコンクリート打設の際には凍結が心配なのですが、昨日はわりと暖かくてその点では助かりました。
でも大寒だった昨日は、関東の方で雪が降ったそうですね。

生コン打設後のコンクリートは、最低5日間はコンクリートの温度を2℃以下にならないようにしておかなくてはいけません。
それと同時に、硬化する際には充分な湿度をコンクリートに与えてあげることが、コンクリート強度をきちんと出すためには必要です。
コンクリートは打設後のケア(←養生と言います)によって、コンクリートの強度が変わるんですよ。
そういう意味においては、真冬のコンクリート打設は気を使います。
(でも夏は夏で、乾燥が心配になったり、炎天下での温度上昇対策などが必要なんですが)

今日は気温が上がってくる昼前ごろ現場へ行って、コンクリートの上に水を打ってくるつもりです。
まだ現場に仮設水道が来ていないので、20リットル入りの給水タンク×5ヶ=100リットルを持ち込んでの水打ちです。

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木曽から大工さんが来ています

今週の月曜日(1/15)から、
『木曽のみんなが建ててくれる大阪の家』
の大工さんが、長野県木曽郡から大阪府四条畷市の現場に来て木工事を行っています。

この現場は、昨年の10月に建方を行い、11~12月に土壁(荒壁)をつけました。
ある程度乾燥させた後、現在の木工事に取り掛かっているというわけです。

大工さんが乗り込んできてから、現場に行きたいと思いつつもなかなか時間が取れなかったのですが、やっと今朝行ってくることができました。

下の写真は勝手口の庇を取り付けているところです。

この現場では、床材に信州産の唐松のフローリング(↓)を使います。
僕も初めて使うのですが、これがなかなかいいです。
価格も安い。
杉とほぼ同じ価格です。

西宮市内で着工している現場でも、このフローリングを使うことになり、
今週発注しました。
納期は1ヶ月くらいかかりますが、この会社の唐松フローリングはいいです。
他にも数社から唐松のフローリングサンプルを取りましたが、ここ以外のものはダメでした。

長野県伊那市から持ってくるため、当然運賃がかかりますが、
その価値はあると思います。
なかなかオススメですよ。

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古民家購入・再生に関するミニセミナーの講師を引き受けることになりました

古民家を購入して移住される方が増えるに従い、いろいろな問題が出てきているようです。

 ○ 不動産屋で見つけた古民家付き物件を購入したのはいいけれど、
   想定外の再生費用がかかると言われ、途方にくれてしまう・・・
 ○ 購入した物件の建物の状態が悪く、再生して住もうとすると
   高額の再生費用が必要になってきて、工事に着手できない

ということでお困りの方からの相談が結構多いそうです。



これらのことは購入前にきちんと専門家に相談して資金計画を立てていないことから起こる問題です。
こういう状況を起こさないように、きちんとした情報提供を行ってユーザーをサポートしていこうとの考えから、あるNPO法人が兵庫県の助成金を受けてセミナーを行うことになり、なぜか僕にその講師としての依頼が来ました。
3月の初旬に伊丹市・尼崎市・西宮市のいずれかでそのセミナーを開催するとのことで、日程・会場が近日中に決まるそうです。

決まったらまた当方ホームページやこのブログでもお伝えしますが、古民家購入時にチェックすべきポイントや、再生にかかる費用などについてわかりやすくお話しするセミナーになりそうです。

実は奈良県のNPO法人からも別のセミナー講師を引き受けていて、その準備もしないといけないんですが(←Nさん、遅くなってすみません・・・)、下記(別記事)のイベントの運営準備もあるし、なんだか本業以外(?)のことがバタバタと大変な状況になってきました。

う~ん・・・。
とりあえず一つずつ取り組んでいくしかないですね。

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民家協会 創立10周年記念イベントの打合せ

昨日、NPO法人・日本民家再生リサイクル協会の近畿地区定例運営委員会があり、大阪市内で行われた会議に出席してきました。

昨日の主な議題は、4/1(日)に行われる予定の創立10周年記念イベントについてでした。
準備不足が否めない状況なので、これからラストスパートをかけていこうということになり、これから毎週1回ずつ運営委員のメンバーが集まって会議を行うことになりました(←大変・・・)。

上記イベントは、再生民家に住まわれている方をパネリストとしてお招きし、再生民家に住むということについて考えるシンポジウムです。
この10年で古民家再生という概念が一般に定着した感がありますが、
 ○ 実際のところ再生した民家に住み始めてみてどうだったのか?
 ○ 苦労した点、満足した点、思いも寄らなかった点、
 ○ 今後の課題
など、ユーザー側からの視点でパネリストのみなさんにそれぞれの考えを話していただき、今後の民家再生に活かしていこうとするものです。

同時に、当協会がこれまで行ってきた10年間の活動での実績、再生した民家の数々などのパネル展示・報告も行います。
詳細についてはまた追ってお知らせしますので、ぜひ4/1(日)に会場へお越し下さい。

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西宮で工事が始まりました

先週から、西宮市内で3階建て住宅の新築工事に取り掛かっています。
昨日は基礎の鉄筋検査を受けました。

鉄筋もきれいに組むとなかなか美しいものです。
今回は初めてお付き合いする鉄筋屋さんが組んでくれたのですが、シャンと背筋が伸びた感じで気持ちのいい仕事をしてくれました。

うちで設計する建物の基礎は、
1. 床下の通気を良くする
2. 後々のメンテナンスをしやすくする
ために、立ち上がりを極力減らしています。

そのため、ベース筋をシングル配筋(←1段のみ)ではなくダブル配筋(←2段組)にしたり、ベースの厚みを通常の150ではなく200にしたりという補強が必要になることがあります。
この現場はダブル配筋×ベース厚200mmになりました。

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がんばれ!

兵庫県西宮市に本部を置くNPO法人・アメニティ2000協会
すごい活動を計画しています。

六甲山にあるヴォーリズ設計の六甲山荘を、
ナショナルトラスト活動として2000万円で買取り、
保存・再生しようというものです。

僕も数年前にこの協会の活動に参加していましたが、
現在はすっかりごぶさたしています。
(清水さん、長瀬さん、すみません)



この計画、ハードルはとんでもなく高いと思うのですが、
「それでもやるぞ!」
と宣言してしまうところが素晴らしい。
感服しました。
がんばれ!
っていうか、僕も頑張ろうっと。

興味のある方は、ぜひこちらを見て下さい。

再読

安藤忠夫の本


 


 


 


 


 


年末年始に本を数冊読みました。
一番面白かったのは、東野圭吾の『手紙』だったのですが、
それはまた後日改めて書評を書くことにします。

今日はその中の1冊、安藤忠雄氏の『連戦連敗』について。



この本は2001年に発刊された本で、発売当時にすぐ買いました。
しかし、なんと絶妙なタイトルなんだろう・・・とつくづく感心します。

だって、安藤忠雄が『連戦連敗』ですよ?
そんなの、誰が見たって
「なんで?」
って思いませんか?

いやぁ、商売うまいなぁ、と感心しますね。
(↑感心するところがちゃうやろ!)

でも、内容を読むと、確かに・・・と納得しますが。



この本、僕は非常にいい本だと思います。
今回は再々読(つまり3回目)なのですが、学ぶ部分はいろいろありました。



実は、安藤さんのことをあまり良く言わない人は建築業界でも多いです。
でも僕は、彼を非常に高く評価しています。

彼の一般的な経歴を見ると、「独学で建築を学び・・・」といつも書かれていますが、実は彼は故・西澤文隆さんという建築家に付き添って日本の古建築をひたすら見学・実測していたそうです。
(↑当時同行していたという、僕の知人・Nさんから聴きました)

西澤さんという人は、主に現代建築を手がけられていましたが、木造建築にもものすごく造詣の深い方で、僕も一度でいいからお会いしてみたかった人です。
(↑実はうちの事務所のすぐ近所に、西澤さんの自邸があります。
  西澤さんは伊丹市民でしたから)



安藤さんの手法や考え方、寸法の使い方を見ると、古典に学んだ痕跡がよく現れています。

確かに、安藤さんの手がけた木造建築は、ちょっと・・・と思いますが(笑)、本質的に建築を捉える姿勢においては、当代随一ではないかと僕は勝手に思っています。

この本を読むと、安藤さんのバックボーンや考え方がよくわかり、興味深いです。
そして、これから自分が読むべき本や、見なくてはいけない建築のことなどもこの本はいろいろと教えてくれます。

もっと勉強しないと。

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