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土佐流の呑み方をならってきたぜよ!

先週末、日本民家再生リサイクル協会・近畿地区主催の連続講座、きんき民家塾の合宿で、土佐へ行ってきました。
目的は、

「山(というか森)を見ること」

です。

僕は近代日本史が嫌いだったのでよく味わえなかったのですが、何といっても、土佐といえば坂本竜馬です。
今回訪れた、梼原(ゆすはら)は、愛媛県との県境に位置する町で、坂本竜馬が脱藩した時に通った、「脱藩の道」が通っているところでした。
今回の合宿を通じて、僕は近いうちに、

「坂本竜馬を読まねば・・・!」

と、痛切に感じました。



さて。

 

土佐はとてもいいところでした。
何が良いかというと、とにかく呑みッぷりがいいのです!
(↑オイオイ)
僕はケッコウ酒好き(実際に会っている方は良くご存知ですよね?)なのですが、とにかく現地の人とイイ酒が呑めた!というので、今回の合宿は大満足でした。

その中で、【土佐流】を学んできましたのでご紹介します。
ちなみにこれは熱燗(またはぬるかん)を呑むときにしか使えませんが・・・。

土佐流では、人にお酒を勧める時、まず手酌で自分の盃に注いで、それを飲み干します。
それから、

「どうぞ (^^」

と言って相手にお酒を勧めます。



これを初めて見たとき、

「・・・?」

って感じでした。
しかし、その訳を聞いた時、

「いやぁ~、オレ、土佐大好きッ!!!」

になってしまいました。



なぜなら。

「相手にお酒を勧める時に、冷たい盃に温かいお酒を注いだら、
 その酒が冷めてしまう。
 だから土佐では、まず盃を温めるために、自分がお酒を呑んで盃を温め、
 その温まった盃に、新しい酒を注いで相手に勧める」

のだそうです。

いやぁ~、なんともうれしい心遣いじゃないですか!
単純な僕はもう、それだけで土佐が大好きになってしまいましたよ。

やっぱり、【 気は心 】: ですね、何事も。



酒の話題が出たところで、ついでにもう一つ。



千葉近郊の方は良くご存知かもしれませんが、あなたは

「”ゆで”落花生」

ってご存知ですか?

じつはねぇ、美味いんですよ!これが!!!

落花生っていうと、カラカラに乾いていて、パリッと殻を割って食べるイメージが強いと思いますが、獲りたての生(ナマ)落花生を茹でたり蒸したりして食べると・・・、

これが、メチャメチャ美味いんですよ!

(今思い出したんですが、これは木造建築家のブログです。
 でも今回はちょっと脱線しています)

つい最近、実家の両親(茨城県つくば市在住)が送ってくれました。
メチャメチャ美味かったです。

酒の話題で、ついつい話がそれてしまいました。
スミマセン・・・。



まだ未経験の方は、ぜひいつか『初体験』:してみてください。
美味いですよぉ~。

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S.W. Episode3はやっぱり凄かった

今週、スターウォーズ エピソード3~シスの復讐を劇場で観てきました。




映画館に行ったのは久しぶりだったのですが、やはりあの作品は絶対に劇場で観るべきですね。
もう、恐ろしく感動しました。
ジョージルーカスが、もうエピソード7、8、9はつくらない、というような発言をされていたように記憶していますが、納得しました。
あれを越える作品を作るのは無理でしょう。

なぜならそれは、今回のエピソード3が、これまでのスターウォーズ全シリーズの謎解き的な役割を担っているからだと思います。
エピソード4 → 5 → 6 → 1 → 2 → 3 という、ジョージルーカスのあの見せ方に拍手~!という部分がとても大きいのです。 
僕はシリーズ全作品を観たのでとても面白かったのですが、逆に言うと、過去のスターウォーズ作品を観ずに今回のエピソード3だけを観てもあまり面白くないかもしれません。
1978年にシリーズ第1作を公開してから、一つの映画に足掛け27年。
すごい構想ですね。
あなたもぜひ劇場でご覧下さい。
ビデオでは、楽しみが半減すると思います。きっと。



今回劇場に行って感じたのですが、映画館もお客さん獲得のためにいろんな営業努力をしているんですね。
レイトショー(20:00以降)は安くする、とか、毎週水曜日はレディースデイで女性¥1000-とか、金曜日の朝一上映回は安くするとか・・・。
でもやっぱり子供がいるとなかなか出かけられない親御さん世代が多いと思うので、やはり米国なみにベビーシッターが普及するとかしないと、根本的な解決にはならないかも・・・なんて思ったりもしましたが。
いろいろ難しいですね。

そういえば思い出しましたが、矢野顕子さんのコンサート会場には毎回臨時の託児所が併設されると聞いたことがあります。
こういうところにもアーティストの思い入れを感じますね。

風力発電所に行って感じたこと

風車全景

先週末、京都府伊根町の山中にある、太鼓山風力発電所を見てきました。
上の写真がその風車の一部です。(発電所全体では6基あります)

僕が行った時には、ちょうどかなり強い風が吹いていて、大きな風車は怖いくらいの音を立ててブンブン回っていました。
まず圧倒されたのはその大きさです。
下の写真を見てください。

風車の大きさ

拡大して見てもらわないと判りにくいのですが、その大きさを感じてもらうために、風車の足元に人間を入れて撮影しています。
(上の写真をクリックすると、拡大して見ることができます)

ナント!
この風車の高さは50m、3枚ある羽根の一枚の長さは25mもあるのです。
人間と比較して見てもらえれば、その大きさがよく判ると思います。

風車-発電量

風車の足元にはこのメーターが設置されていて、今まさに風によって発電している状況がよくわかりました。
その脇には小さな小屋(パオ)があり、小さなプレートがいくつか展示されていました。
その中に、故・司馬遼太郎氏の心を打つメッセージがありましたので、ご紹介します。

*     *     *     *     *

二十一世紀に生きる君たちへ

「人間は、自分で生きているのではなく、
 大きな存在によって生かされている。」

この自然へのすなおな態度こそ、
二十一世紀への希望であり、君たちへの期待でもある
そういうすなおさを君たちが持ち、
その気分をひろめてほしいのである。
そうなれば、二十一世紀の人間は、
よりいっそう自然を尊敬することになるだろう。
そして、自然の一部である人間どうしについても、
前世紀にもまして尊敬し合うようになるのにちがいない

                      司馬 遼太郎

*     *     *     *     *

エネルギー問題は、今世紀人類が直面している最も大きな課題の一つです。
建物を作っていく中で利用できる自然エネルギーはたくさんあります。
太陽光(熱)、風力、地熱、バイオマスなどなど。

近いうちに、今注目されている蓄電システム、EaCSSについてお伝えしたいと思います。
これによって、もしかすると電力供給システムが革命的に変わるかもしれない、と僕は期待しています。

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駒大苫小牧高 最高!

南北海道の代表校である、駒大苫小牧高校が今日の試合で大逆転勝利を飾りました!
おめでとう~!!!
もう、めっちゃうれしいです。

今日は一日中、現場を行き来していたので、試合のほとんどは(この時期しか聴かない)AMラジオ放送で実況中継を聴いていたのですが、中盤終了時には、正直


「もうここまでか・・・」


と、70%くらいあきらめていました。
着実に点を重ねていく相手(徳島・鳴門工)に対し、7回表終了時点で1-6と5点差をつけられていたからです。

しかし!
その後の7回裏の攻撃で、駒大苫小牧は打者11人×一挙6得点の猛攻によって逆転し、そのまま逃げ切りました。
もう、7回裏の攻撃をラジオで聴いている時は、車の中で1人でメチャメチャハイテンションになり、叫びまくっていました(笑)。
ホンマにうれしかったです。
これから北海道の友人に電話をかけて喜びを分かち合いたいと思います。

さぁ、これで昨年の優勝に続き、またしてもベスト4進出です。
今年も決勝進出したら、僕は絶対甲子園へ応援に行こうと決めています。
がんばれ!駒大苫小牧ナイン!



あっ、言い忘れましたが、僕は現在兵庫県伊丹市在住ですが札幌に6年間住んでいたので、北海道代表校を応援しているのです。
去年、駒大苫小牧が優勝した決勝戦では、テレビを観ながら号泣してしまいました。

ついでに蛇足ですが、僕はプロ野球は見ません。
やはり、

「一回負けたら、もうそこでおしまい」

という、あの高校野球の緊張感と集中力が大好きなので、高校野球(しかも夏の大会)が好きなのです。

僕の友人が郵政民営化の意味を解説してくれています

僕の友人×呑み友達である、haya34氏(←彼がブログで使っている名前)が自身のブログ・Clone Factory郵政民営化の意味を解説してくれています。

 

 

       *        *        * 


haya34氏は、現在35歳ですが、京都の某ビジネススクールに通っていてMBAを取ろうと頑張って勉強しています。

彼は大学院の建築学科修士課程修了後、京都市内の結構有名な中堅(?)設計事務所に設計スタッフとして勤務されていました。

 

しかし今から約2年前、
「これからの建築設計者は、ハード(=建物)を設計するために、もっとソフト面での突っ込んだ部分(=建物の用途・企業の経営方針に関与するようなプログラム)についてもクライアントと議論・提案しながら設計できるようにならなければダメなのではないか?」
と考えたようです。

(↑確か、その当時一緒に呑んで質問したら、こう答えてくれたように記憶していますが、違っていたらゴメンナサイ)

 

そしてある時、スパッと退職して、ビジネススクール(経営学部の大学院)に通うことを決意されました。

来春には晴れてご卒業されて、再度社会へ大きくはばたいていくでしょう。

将来が楽しみな人物です。

 

       *        *        *


僕は彼がウラヤマシクテシカタナイ!のですが、実は彼が今ビジネススクールで習ったことを自身のブログでいろいろと報告・公開してくれているので、自分自身とてもいろんな恩恵・影響を受けています。

友達って大切ですね。
自分の視点や考え方も、友人の影響によってドンドン広がっていきます。
僕も負けずに、みなさんへいい波紋を投げかけていけるように、これからも頑張っていきたいと思います。


haya34さん、いつもありがとうございます。

これからも頑張って勉強して、僕にもいろんなことをおしえてください。

最後にもう一度紹介しておきます。

 

 

 

haya34氏のブログはこちら

↓     ↓     ↓

Clone Factory ~ ビジネススクールで世の中と人生を考える

 

 


今度の選挙(9.11)にあたって、郵政民営化は大きな争点の一つですが、自分自身その意味をきちんと理解していなかったので、大変参考になりました。
(僕は特定の政党を支持しているわけではないので、これは選挙支援活動でも何でもありません。念のため。)

ホームページを見て依頼を下さるクライアントとの関係

現在、うちの事務所(サトウ都市環境デザイン)に建築設計の依頼を下さるみなさんは、ホームページを見て、メールでご連絡を下さる方がほとんどです。
このブログを読んでくださっている方の中には、
 
「そんな一度も会ったことがない人のホームページだけを見て、知人の紹介なども無しに、いきなり連絡するなんて信じられない」
 
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
 
しかし、最近非常に強く感じるのですが、少なくともうちの場合は、ホームページを読んでご連絡をしてくださったクライアントのみなさんとは、実際にお会いしてからも非常に話しやすい関係を築けることが多く、その後の打合せや設計作業もとてもスムーズに進みます。
 
これはどうしてなんだろう?と考えたこともありました。
いろんな人や本などから教わったところによると、どうやらそれは、僕が自分自身の考え方を思いっきりストレートに出しているため、インターネットというデジタルの世界を通じていてもホームページを見ることで
 
『あっ、この人とは考え方が合いそうにないな』
 
とか、
 
『この人ならうまくやってくれそうだな』
 
という風に、ホームページを見る側の方(←あなたのことです)にとって、実際に会ったり連絡を取り合ったりする前に、うまく選り分け(←ちょっとヘンな表現ですが)ができているようなのです。
おかげさまでうちの場合は、企業としての運営上、非常に役立つ戦力となって業務を助けてくれています。
 
ビジネスによるサービスを提供して、その対価としてクライアントからお金を頂くというのは、決して悪いことでも何でもなく、
 
「キミがこの仕事をしてくれて本当に助かったよ。どうもありがとう」
 
と言って
 
● クライアントはさとうから提供されたサービスに対して、充分満足され、気持ちよくお金を払って下さる。
● そしてクライアントが喜んでくださった顔を見て、報酬を受け取った僕も同時に幸せな気持ちになれる
(報酬をいただけることだけがうれしいのではありません。
 クライアントに喜んでいただけないのでは、サービスをご提供する側
 としても、報酬を受け取ったからといって素直に喜べません)
 
つまり、両者がお互いに幸せな気分になれるというのが、ビジネスの本来の形なのだと思います。
僕にとってホームページとは、それを非常にいい形で実現してくれるサポーターのような存在です。
 
インターネットを通じて設計の依頼をするなんて、本当はどんなことになるんだろう、と不安に思っていらっしゃる方、むしろそんなことは全然心配することはないと思いますよ
(↑と、当事者の僕が言ってもあまり説得力ありませんよね。笑)

みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 
 

<あとがき>

 実は逆のことも多々あって、他の方のホームページを見て僕から(建築とは全く関係のない)仕事を依頼したり、サービスを提供してもらって僕からお金を払ったりすることもよくあるのですが、今までは自分自身概ね満足できる結果が得られています。

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日本海とアワビ

昨日(日曜日)は、久しぶりに一日中海へ行ってきました。

前の職場の仲間と毎年日本海へ行くのですが、去年は行けなかったので2年ぶりの海でした。

若狭(福井県)の食見(しきみ)という静かなところへ、早朝から息子(3歳)を連れて二人で遊びに行って、現地で友達と合流しました。

海水浴客もわりと少なくて、しかも海はとてもきれいでした。

目の前には、シャワーもトイレもちゃんと使わせてくれる礒料理旅館があり、設備も充実していてとてもよかったです。

僕が海へ行くのは泳ぐためではなく、もっぱら潜ってサザエを採って遊ぶためなのですが、さすがに昨日は息子の監視と遊び相手をしなければならなかったため、潜るわけにはいきませんでした。

その代わり、現地で合流した友人が、潜ってサザエだけでなくアワビも採ってきていくつか分けてくれたので、持ってかえってお刺身とバター焼きにして食べました(↑彼はアワビ採りの達人です)。


それはもう、

 

 「 サイコー♪ 」

 

でしたね。

Tさん、ありがとうございました。

 

 

 

あつ~い日差しの下でダラダラ汗をかいては、チャポンと海に浸かってクールダウン、という繰り返しで、当然のごとく今は体中真っ赤っかのユデダコのような具合に仕上がっています(笑)。

お見せできないのが残念ですが、もう全身痛くて痛くて、大変です。

 

 


息子は海でみんなに遊んでもらったのがよほど楽しかったらしく、帰りがけに

 

「ヤダ~、もう家には帰らん!もっと遊ぶの~!!!」

 

と駄々をこねまくっていましたが、久しぶりに一日中ゆっくり遊ばせてやることができてよかったと思いました。

ホームページをリニューアルしています

実は今、うちのホームページをリニューアルしています。

現在のホームページも自分自身大変思い入れが深く(深すぎ?)、見た目のデザインも概ね気に入っているのですが、よりパワーアップさせようと、現在サイトデザイナーと協議しながら進めています。
このサイトデザイナーの方がナカナカおもしろい人で、先日初めて東京でお会いしたのですが、アメリカ在住の方(←日本人)です。

ネット先進国・アメリカのネットビジネス界で大活躍されている方で、将来海外進出を考えている僕にはピッタリ!(笑)と、妙にナットクしてしまい、今回のサイトリニューアルをお願いすることになりました。

 


彼はアメリカ在住ですから、意思疎通のためのコミュニケーションツールはほとんどがメール、次に電話という手段です。

きっと、今回のサイトが出来上がるまでに彼と実際顔を合わせるのは、先日東京で会った1回だけということになるのだろうと思います。

「そんなんで、ちゃんと良いものができるんか?」

と思われるかもしれませんね。

でも不思議なもので、彼の考え方や文章にはとても共感できる部分が多いので、いいものができそうで今からワクワクしています。



お披露目は9月ごろになりそうです。

またその際には改めてご紹介しますので、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。


 

サトウ都市環境デザインのホームページはこちら


気持ちのいい買い物

うちの近所には、2軒の自転車屋さんがあります。

 

1軒は、こぎれいな大手自転車チェーン店

もう1軒は、なんかあまり冴えない町の小さな自転車屋さん。

 

 

 

昨日、愛車(←もちろん自転車です)を修理に出しました。
5年もまともにメンテナンスせずに乗っていたので、いろんなところにガタがきていて、もう大変です。

ブレーキは常に効いている(←走っている最中も)し、ギアは入れ替えできないし、タイヤはへなへなに歪んでるし、サドルとグリップは破れてるし。


とにかく、駅から帰る道すがら、まず大手チェーン店に立ち寄りました。
キレイなユニフォームを着た、若いお兄ちゃんが自転車を見てくれました。

しかし、このヒトの言うことが、どうも頼りないのです。

物言いも歯切れが悪いし、根拠がはっきりしません。
しかも、見積もりをする時に、レジカウンターにひじをついて、見るからにだるそうな姿勢(←本人はわざとやっているわけではないと思いますが)で計算するのです。
もういやになって、「また来ます」と言って帰りました。



次に、年老いたおっちゃんが油まみれになりながら一人でやっている店に行きました。
着くといきなり、「兄ちゃん、これ開けられへんか?」と筍の水煮が入ったビンを差し出されました。

どうも近所のおばちゃんが開けられずに、困っておっちゃんのところへ持ってきたようなのです。

なんでそれが俺のとこへ回ってくんねん(←突っ込みモード・笑)、と思いつつ、なんとかおっちゃんと2人で苦労して開けてあげました。

無事ひと仕事終わった後で、ようやくおっちゃんに本題を切り出すと、このおっちゃんが非常に的確な言い方をするのです。



 

「このワイヤーはあかんけど、こっちのワイヤーはまだ使えるから替えんでエエ。チェーンもまだ大丈夫。ブレーキシューとタイヤはあかんなぁ。」



と。
結局見積もり金額の合計はおっちゃんの店の方がちょっとだけ高いようにも感じましたが、もう即決でおっちゃんに修理を頼んできました。
おっちゃんに頼んで、僕はとてもすがすがしい気持ちになりました。



以前、本で読んだことがあります。
お金を使う(=買い物をする)時、人はみな楽しい気分になりたいのだそうです。
また、人間の感情は、相手が自分に対してしゃべった言葉の内容もさることながら、その時の声のトーンや言い方(抑揚・アクセントなど)に大きく左右されるのだそうです。

いくら安くても店員さんの態度が悪い店や、味は美味しくても愛想が悪い飲食店での食事は楽しくないし、気持ちよくお金を払えないですよね。
あなたはそんな風に感じることってないですか?

自分もクライアントのみなさんに気持ちよくお金を使ってもらえて、満足してもらえるように気をつけよう、と改めて強く思いました。
(↑何もクライアントだけに限った話ではありませんが)

海水から夢のエネルギー

6/29の朝刊に大変興味をひかれた記事がありました。
フランス・カダラッシュ(←マルセイユの近くらしい)に、核融合によってエネルギー取り出すための実験炉を建設されることが決まったというものです。
ナンダカムズカシソウ・・・と思っていぶかしげに読み進めると、ナント!海水中に無尽蔵に存在する重水素(※)という物質約1グラムから、石油76リットル分に相当するエネルギーが取り出せるという核融合実験を行うための施設だというのです!
 
 「す、すごい・・・。」

しかも核エネルギーのように放射能汚染の危険性も非常に少ないクリーンなエネルギーで、さらに地球温暖化の原因となっているCO2(二酸化炭素)も発生させないという、まさに夢の次世代エネルギー。

ところで核融合ってナニ・・・? と思いますよね?
実は、あなたの身近にも核融合エネルギーが存在します。
太陽がそれです。
太陽のように自分で発光している星を恒星(こうせい)と呼ぶのです(←地球は惑星)が、恒星は自身の内部で核融合反応を起こして、光・熱などのエネルギーを発生させているのだそうです。

つまり、上記のこれからフランスで建設されようとしている施設では、イメージ的に小さな太陽みたいなものを作ってそこから安全な電気を取り出そうとしているのです。

今世紀中にはこのエネルギーが実用化されるとのことで、EU(50%出資)、日本、米国、韓国、中国、ロシア(各国10%出資)が共同で施設の建設・運営を行うようです。

いやぁ、実用化が待ち遠しいですね。
この技術が実用化されると、地球のエネルギー問題は一挙に解決するほどのすごい革新だそうです。
新しい科学技術にはいつも夢を感じますね。

(※)重水素とは・・・通常の水素の2倍の質量をもつ水素。別名 トリチウム。アニメ・宇宙戦艦ヤマト完結編の最後のシーンで、艦内にトリチウムを満載して波動砲(はどうほう←核融合エネルギー)を自艦内で爆発させ、トリチウムとの核融合反応によって、惑星アクエリアス(だったかな?)からの水が地球に及んで水没するのを防ぐ、という設定だったのを思い出しました。

(株)木造建築東風のサイトはこちら
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