ホームページを見て依頼を下さるクライアントとの関係

現在、うちの事務所(サトウ都市環境デザイン)に建築設計の依頼を下さるみなさんは、ホームページを見て、メールでご連絡を下さる方がほとんどです。
このブログを読んでくださっている方の中には、
 
「そんな一度も会ったことがない人のホームページだけを見て、知人の紹介なども無しに、いきなり連絡するなんて信じられない」
 
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
 
しかし、最近非常に強く感じるのですが、少なくともうちの場合は、ホームページを読んでご連絡をしてくださったクライアントのみなさんとは、実際にお会いしてからも非常に話しやすい関係を築けることが多く、その後の打合せや設計作業もとてもスムーズに進みます。
 
これはどうしてなんだろう?と考えたこともありました。
いろんな人や本などから教わったところによると、どうやらそれは、僕が自分自身の考え方を思いっきりストレートに出しているため、インターネットというデジタルの世界を通じていてもホームページを見ることで
 
『あっ、この人とは考え方が合いそうにないな』
 
とか、
 
『この人ならうまくやってくれそうだな』
 
という風に、ホームページを見る側の方(←あなたのことです)にとって、実際に会ったり連絡を取り合ったりする前に、うまく選り分け(←ちょっとヘンな表現ですが)ができているようなのです。
おかげさまでうちの場合は、企業としての運営上、非常に役立つ戦力となって業務を助けてくれています。
 
ビジネスによるサービスを提供して、その対価としてクライアントからお金を頂くというのは、決して悪いことでも何でもなく、
 
「キミがこの仕事をしてくれて本当に助かったよ。どうもありがとう」
 
と言って
 
● クライアントはさとうから提供されたサービスに対して、充分満足され、気持ちよくお金を払って下さる。
● そしてクライアントが喜んでくださった顔を見て、報酬を受け取った僕も同時に幸せな気持ちになれる
(報酬をいただけることだけがうれしいのではありません。
 クライアントに喜んでいただけないのでは、サービスをご提供する側
 としても、報酬を受け取ったからといって素直に喜べません)
 
つまり、両者がお互いに幸せな気分になれるというのが、ビジネスの本来の形なのだと思います。
僕にとってホームページとは、それを非常にいい形で実現してくれるサポーターのような存在です。
 
インターネットを通じて設計の依頼をするなんて、本当はどんなことになるんだろう、と不安に思っていらっしゃる方、むしろそんなことは全然心配することはないと思いますよ
(↑と、当事者の僕が言ってもあまり説得力ありませんよね。笑)

みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 
 

<あとがき>

 実は逆のことも多々あって、他の方のホームページを見て僕から(建築とは全く関係のない)仕事を依頼したり、サービスを提供してもらって僕からお金を払ったりすることもよくあるのですが、今までは自分自身概ね満足できる結果が得られています。

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

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