散歩×読書

今朝も散歩に行って参りました ♪

今週前半でこれまで抱えていた仕事が大きな山場を越えたので、少し気持ちに余裕ができたせいか、先月まではなかなかできなかった読書とか、散髪とか、体のメンテナンスなどを行っています。

会いに行きたかった人にも来週あたりに会いに行っておかないと・・・。
またすぐに忙しくなってしまいますからね。



散歩に行く前に、今読みかけの本を読んでいるとam5:30になり、

「さ~てそろそろ散歩に行くか」

と思った時にふと気付いて、今日は本を持って散歩に行きました。



僕がいつも歩いてくるのは瑞ヶ池(ずがいけ)という池の周りの遊歩道で、いたるところにベンチがあります。

なぜいままでこんなことに気付かなかったのか不思議で仕方ないのですが、散歩に行った時にベンチに座って読書するのはとっても気持ちいいのです。

30分くらいのんびりと広い場所で、ゆったりと本を読んでいました。



すると面白いもので、なぜか今日はいろんな人が声を掛けて下さったんですよね。

歩いている途中とか、ベンチで本を読んでいる最中とかに。

もちろん、声をかけて下さったと言っても
「おはようございます」
という挨拶だけなんですが、とっても清々しい気持ちになれて、朝からいい気分です。
本当にありがたいことですね。



公園のベンチで本を読もうと座ってみると、実はベンチの回りにいろんなゴミが落ちていることにも気付きました。

吸殻とか空き缶とか。

明日はゴミ袋を持って行って、ベンチの周りだけでもきれいにしてこようっと。



このブログを読んで下さっているあなたにも、朝の散歩をぜひお勧めしたいのですが、さらに散歩×読書はお勧めですよ。

一度お試しあれ。



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なぐり加工の動画

なぐり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

6/23に京都市内の中儀銘木店さんの協力を得て行った、
杉の化粧なぐり加工の動画を先ほどYoutubeにアップしました。

出来上がりの製品や板材などを見る機会は割とあると思いますが
製作工程の動画はかなり貴重です。

興味のある方はぜひ覗いてみて頂けると嬉しく思います。

→ 杉の化粧なぐり加工



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ホーローの実力

昨日の夕方、京都市内での打合せの後にタカラのショールームへ行きました。
鋳物ホーロー浴槽のユニットバスを確認するためです。

僕はこれまで鋳物ホーローの浴槽は使ったことが無いので知らなかったのですが、ホーローの実力にオドロキました!



タカラのショールームでは、展示されている鋳物ホーロー浴槽に赤マッキー(極太)を使ってスタッフの方が遠慮なくゴシゴシと落書きをしていきます。

「え~、そんなんほんまに消えるんか?」

と半信半疑で眺めていたところ、なんと水をかけてスポンジでゴシゴシこすると簡単に赤マッキーが全て落ちてしまいました。

「・・・!!!」

って感じです。



しかも、「洗剤一切無しで」、ですよ。
特に力を入れてこすっていないのに、ですよ。

すごいです。
鋳物ホーロー浴槽。



浴槽はやはり高野槙(こうやまき)が最高 ♪ という僕の好みは変わりませんが、
メンテナンスを考えると、

「鋳物がいいかも・・・」

と思います。
ぜひお試しあれ。

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事務所にヌカドコ?

建築とは全然関係ない話で恐縮ですが・・・。

昨日、糠床が届きました。
漬物大好きな僕は、以前から
「ヌカドコが欲しい・・・」
と思っていたのですが、無精者なので絶対に腐らせてしまうと思い、躊躇していました。

しかし、このブログを読んで下さっている中将さんなどから、
「手を入れない時は、冷蔵庫に入れておけば2週間くらい大丈夫!」
と聞いて一気に火がつき、2週間ほど前に東京出張で実家へ帰った折、母親に相談。

本当は0から自分でヌカドコを作りたかったのですが、
「美味しく漬かるようなヌカドコになるまでに時間がかかる」
と母に諭され、ヌカドコを作ってもらいました。

で、昨日届いたのがこのヌカドコです。

実は漬物用のホーローの容器は、自分で2年位前に買っておいたものです。
ようやく日の目を見ることができました。

早速今朝も手を入れて糠をかき回し、ナスを1本漬けてみました。
5:30に入れたのですが昼ごろまで漬けておいてみようと思います。

胡瓜・生姜・ナスなど、いろんなものを少しずつ試してみます。
これで漬物に困らないと思うと、より一層ビールが美味しくなってきます(嬉)。

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静かな瀬戸内海と民家

土曜日の昼から、広島県福山市内海町に行ってきました。

8月下旬に開催を予定しているNPO法人・日本民家再生協会(以下、JMRA)の
イベント準備のための下見、および現地スタッフとの打合せのためです。

内海町から眺める海はとても穏やかで、まるで池みたいでしたよ。

内海町は瀬戸内に面した小さな島ですが、本土との間に橋がかけられたおかげでとてもアクセスしやすい場所です。

ここに住んでいらっしゃるJMRA会員の藤原さんのお宅(←築200年の古民家)に泊めて頂き、採りたての美味しいヒラメの刺身まるごと1匹や鯛の塩焼など、海の幸を存分に味わって、ちょっとのんびりさせていただきました。

現地では藤原さんの他に、いつも献身的に活動を支えてくださっている松広さん、僕と一緒に行ってくださった小川さんの4人でイベントの計画に関する話をしたほか、定年を迎えるシニア層が抱える問題などについても興味深いお話をお伺いしました。

そんな中で藤原さんから、「近くにある民家を知人から買い取って改修したいと考えている」と聞きました。

そこでふとひらめいて、ちょっと面白い計画を提案しました。
一棟、海辺の民家を買うことになりそうなのですが、JMRAの活動にとっても有益で、たくさんの方に喜んでいただけそうなプランができそうです。

ちょっと今はまだ公表できないのですが、これから企画書を書いて7月には常任理事会で検討し、8月には具体化に向けて動きたいと思っています。

発表できるようになったらこのブログでもみなさんにお知らせします。

海辺の民家で安く、ゆっくりと時間を過ごしていただける、ちょっと面白い計画です。
どうぞお楽しみに ♪

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天井の形と間接照明

一般に【照明】というと
【 天井面に器具を取り付けて、下方を照らすこと 】
という、暗黙の共通イメージをみなさんお持ちだろうと思います。

ところがこのような一般的な照明方法は、吹抜けの場合や梁組みが見える天井(※)などではとても相性が悪いのです。
※ 2階の床板と梁とが両方とも化粧として露出している場合

梁と天井面との間には梁の高さ分の段差があり、天井面に照明器具を直接つけてしまうと、陰影が強くなりすぎて、床面は確かに明るいけれど部屋全体としてみるとなんだか暗い・・・、という雰囲気になってしまうことがあります。

そういったケースで僕がよくご提案するのがこういう形(↓)です。

上の写真は京都府与謝郡にある飲食・遊技場(カラオケ・ビリヤード)の玄関の見返し側壁面に設置した照明です。
この物件は築後約80年経過した建物を改修し、飲食店として営業されています。

また西宮市内で昨年竣工した住宅では、造り付けの下足箱を利用して
こんな形(↓)の間接照明も行っています

このように光を上方のみに向けて照射すると、一旦天井面や壁面に反射してから光が下向きに落ちてくるので、とてもやわらかな雰囲気を演出することができます。

確かに本を読んだりするのには十分な明るさとは言えませんが、部屋全体を落ち着いた感じで照らす時に、このやり方はとても重宝します。

また、このような間接照明以外にも補助照明器具(フロアスタンドやスポットライト)も併設しておけば、リビングやダイニングなどでも読み書きする時/くつろぐ時とで照度を切り替えて使い分けると、空間の雰囲気ががらっと変わります。

間接照明にもいろんなやり方があります。

「間接照明=コストがかかる→あきらめよう・・・。」

と、早急に諦める方もいらっしゃるかもしれませんが、こんな形で設置すると、ランニングコストもイニシャルコストもかなり安く抑えられます。

これから設計に取り掛かったり、今まさに設計中、という方はこんな方法も検討されてみてはいかがでしょうか?

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土を寝かし始めて、はや2ヶ月経ちました

上の写真は、6/23(火)に撮った壁土の写真です。
この土を寝かし始めてすでに2ヶ月が経とうとしています。
早いものです。

外見上は、ここ1ヶ月での目立った変化は特にありません。

土の色はもうかなり深いところまですっかり土色→グレーに変色しきっています。

今後は、わらすさが徐々に柔らかくなっていって、どこまで土になじむようになるか、というところが最大のポイントでしょうね。

だれもいない現場では、草がわんさか茂ってきていてびっくり!
そろそろ草引きをしないといけないなぁ。

今日は本物件のクライアントの奥様が刻みの現場を、兵庫県三田市まで見学に来られます。

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環境を整えることの大切さ

雨降りの月曜日の朝、東京のクライアントからビックリする電話が入りました。

「サッシと障子の間に大量の羽蟻がいる・・・。」

すぐに現地の工務店さんと白蟻専門業者さんを手配し、翌日に現地調査を行った結果、今回出現したのは白蟻ではなく黒蟻であることがわかり一安心しました。

黒蟻は白蟻のように木材を食い荒らすことはしないので、危険な状態に陥ることはないからです。

今回のクライアントは中古物件購入直後(現在リフォーム着工直前)だったので、もし仮に白蟻が出てもうちの設計ミスとかではないのですが、それでも一応購入前に物件を僕自身が見て、
「おそらく白蟻はいないだろう」
と判断した上で購入されたので、正直焦りました(汗)。



白蟻に対する考え方についてはまた別の機会に改めてお話しするようにしますが、今回の一件で 【環境を整えること】 の大切さを改めて痛感しました。

というのは今回黒蟻が大量発生した原因を現地の白蟻専門家に分析してもらった結果、庭・および建物周囲の状況が虫にとって住みやすい(=快適な)状態だったからです。



確かに虫は家の中に大量に侵入してきてもらっては困りますが、かと言って一匹も虫がいないのはかえって不自然ですよね。

(僕はここ数年、自分の家の周りでテントウムシやおけらを全然みかけないことに、淡~い危機感を持っていますが・・・)

虫を『駆除・排除する』という考え方は、あくまでも最悪の状況に陥った時の最終手段であって、そういう風に考えることは人間にとっても必ず悪影響が出ます。



そうではなくて、
○ 虫は敷地内にいてくれていいんだけれど、大量発生させない環境を作り、維持する
○ 虫が家の中に入ってきにくい構造にする
○ 入ってきてしまった時には、その経路が発見しやすい構造にしておく
という、【環境を整えておく】ということが何事も一番大切なのだと思います。

でもこれは虫対策に限った話ではありませんね。



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式台に杉のなぐり加工をしてもらいました

昨日、京都市内の中儀銘木さんのご協力を得て、京都市N邸に使う予定の
玄関式台のなぐり加工をして頂きました。

材料は2006年11月にNさんの立会いの下、静岡で伐採した杉の赤身だけを使った、巾35cm程度の杉の一枚板です。

なぐり加工には丸刃をつけた【ちょうな】という道具を使います。
下の写真で、職人さんが持っているぐにゃっと曲がった柄の道具がちょうなです。
(下の画像は全てクリックすると拡大表示できます)

ちょうなを上から振り下ろし、表面だけを薄くえぐりとるような加工を
施していきます。
これがなぐりと言われる加工です。

一目ごとにえぐりとられているので、表面は波打ったような仕上がりになります。
写真上部に、これから振り下ろされんとしているちょうなの刃が、ぶれて写っています。

板の全面に加工が施された完成品です。
この板がN邸の玄関に鎮座する姿を思い浮かべると、とっても楽しみです。

今回は作業の工程をビデオカメラに収めたのでYoutube のうちのページで公開しています。
どうぞご確認下さい。

昨日このなぐり加工をして下さったのは、京都市の北部にお住まいの原田さんという職人さんでした。

大工さんでちょうなを使える方はまだ各地にいらっしゃると思いますが、なぐり加工を専門に手がけてくださる職人さんは京都でももうほとんどいないそうです。
素晴らしい技術を見せていただいて、とてもありがたかったです。

中儀銘木さん、原田さん、どうもありがとうございました。
スタッフともども、心より感謝いたします。

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電球型LEDに注目

LED電球











昨日のニュース記事ですが、東芝ライテックが大幅に値下げしたLED電球商品を投入するようです。

東芝子会社、従来より価格半分のLED電球発売へ



シャープはさらに安い価格で調色機能を持たせたものをリリースするようです。

初の「調色機能」 家庭用LED照明事業参入のシャープ 低価格実現



両者とも明るさはどうなんだろう・・・というところが気になりますが、それはもうしばらく待ってみないとわかりませんね。

うちでも電球型蛍光灯(パルックボールなど)を使っているのでわかるのですが、白熱電球100W相当の電球型蛍光灯は、正直なところ白熱電球よりも暗く感じます。

さてLEDのお手並み拝見、と期待が膨らみます。



でも冒頭の商品の写真、姿がいただけないですね。
将来的にはもっとこなれたデザインになってくるのでしょうが、なんだかまだ刺々しい雰囲気です。
電球型蛍光灯も、このところようやくデザインがこなれてきました。

そういえば、日曜日に行った新木場のひでしな商店さんで、エジソンが作った当時と同じ形の電球を復刻版として販売されているのを見ました。

この電球は形がとても美しかったです。
→ こちらをクリックすると画像を確認できます。

やはり建築の中では見た目の美しさも大切ですからね。



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