先週末に、高知県と愛媛県へ行ってきました。
来週から基礎工事に着手する予定のK様ご夫妻と、高知県の梼原町森林組合へ行って、材料の視察をするためです。
先日ご報告した通り、和歌山で預って頂いていた長さ9m×24cm×24cmの大黒柱を必要な長さ(6.9m)に切断し、2トンロングのトラックに積んで自走していきました。
積み込みの際には、和歌山の東建設工業の皆様に手伝って頂きました。
東さん、ありがとうございました。
上の写真は左が6.9mの大黒柱(製材前)
右がその切り落とした端材(2.3m)です。
端材といっても軽く50kgくらいはあるので、持ち上げるのは結構大変です。
この大黒柱は、2006年11月に静岡で伐採→葉枯らし&製材してから3年間自然乾燥させたものです。
自然乾燥させた間に、小さい割れが入ったり、ほんの少しねじれや反りが出ましたが、そのクセを取って真っ直ぐな柱にするために、梼原町森林組合の製材機で摺り直し製材をしていただきました。
で、製材した後の大黒柱はこんな表情になりました。
手前が根元、奥が末になります。
この木はもともとオトナシ~イ木だったので、あまり暴れていませんでしたが、それでも少しねじれや曲がりがありました。
(6.9mの間で最大5mmの曲がりでした)
今、構造材の見積もりや加工図面の詰めを行っているところで、来週からは加工に入る予定です。
現場では来週から基礎工事が始まります。
土用に入る前に土をいじる工程は済ませたいところですが、梅雨時期だけに天候が心配です。
今回も四国へ行く道中は大雨でしたしね。