古材檜の艶

週末は、土曜日の夕方から奈良県の室生へ。
以前より大変お世話になっているゆらきの芦田様のお宅へおじゃまして瞑想の実践会に参加してきました。


室生


 


 


 


 




上の写真は近鉄・室生口大野駅の改札付近から見た家並の様子です。
この写真を撮った時は、ちょうど土砂降りの雨が上がった瞬間で、しっとりと濡れた瓦と山の緑がきれいでした。




ゆらき








 


上の写真が、ゆらきの芦田様のお宅の外観。
築後350年を経て、今なおしっかりと建っている素晴らしいお宅です。

家のすぐ裏には山が迫っていて、緑がとても豊かです。
水は山の湧き水を引いていて、とっても美味しい水がいただけます。

飲料水用のタンクを持っていって、水を分けて頂いてくるべきでした・・・。
(バタバタしていて、そんなことまで気が回りませんでした)


檜


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


土曜日の晩、芦田様ご家族をはじめ、当日の参加者のみなさんと一緒に遅くまでお酒を飲んでいろんなお話をさせてもらっていたのですが、その時に僕はずっとこの檜の上がり框を撫でていました。

築100年以上の古民家に檜が使われていることは、少なくとも近畿周辺では非常に少ないのですが、この框はとても素性のいい檜でした。
背も割と大きくて、6寸~7寸くらい。



檜は使い込むうちに、とてもいい艶が出てきます。
こういう味わいは人為的には出せないものですね。

今は昔と違って民家であっても檜を自由に使えます。

僕はどちらかというと、肌理の細かい檜の肌よりも、目がはっきりして優しい感じの杉の表情が好きなのですが、やはりこういう使い込まれた檜の味わいは素晴らしいですね。

この框は何年経っているのでしょう。
創建当初(350年前)からあったものかどうかはわかりませんが、これからも代々大切にされていくことでしょう。

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