あえて効率化を求めない

うちの事務所の目の前に、去年までは駐車場だった150坪くらいの土地があります。

『駐車場だった』というからには、当然その後があります。
昨年の夏ごろに、不振だった月極め駐車場営業に地主さんが見切りをつけたらしく、4分割して住宅用分譲地として売り出しました。

昨年末までに4区画の内の2区画に家が建ちました。

そして、残りの2区画のうちの1つに、現在某ハウスメーカーが木造の家を建てています。

僕も建築屋のはしくれなので、当然いろんなところをそれとなく観察しているのですが、この現場を見ていて感心したことがあります。

それは、【 現場作業の効率化に対する努力 】です。

地場の中小工務店のやり方とは違い、あらゆる材料(構造材は言うに及ばず、外壁に張る下地用の構造用合板・間柱・根太・垂木などの下地材全て)を徹底的に工場でプレカットしてきて、あとは現場に搬入したら釘やビスで止めていくだけという、それこそプラモデルのように早く・味も素っ気もなく出来上がっていくのですが、これが

思いっきり早いッ!

のです。

正直、恐れ入りました・・・。<(_ _)>

しかし、あそこまで業務の効率化を図ってしまうと、今度は当然ながら弊害もあります。
現場で取り付け作業をしている大工さんの技量がドンドン落ちていってしまうのです。

材料のプレカット(←工場内での下加工のこと)はコンピューターでプログラミング・自動化された生産ラインに乗せて、あっという間に出来上がります。
正確に・狂いも無く。

それはもちろん素晴らしいことなのですが、しかし現場での職人の仕事が大して頭で考えることも無く簡単に取り付けるだけ、という作業の積み重ねになっていってしまうので、技術力の向上・研鑚という意味では、ここから最悪の悪循環が始まります。

これはもう、一度はまってしまったら絶対に出てこられません。

さて、ここをどう捉えるか、というのがそれぞれの企業理念で異なってくるところでしょうね。

うちも、これからの設計業務システムを構築するためのベース作りに取り組もうとしているところですが、自問自答して答えを導き出す、いい勉強材料をもらった気がしています。

何事も、勉強!×勉強!ですね。

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個人の電気を選ぶ時代が始まりました

僕は坂本龍一氏(以下、教授)の音楽が大好きなのですが、教授のブログでおもしろい活動が紹介されていたので、ご紹介します。

一般に、電力は関西電力・東京電力などの電気供給会社から電線を通じて何の気なしに買って(というか買わされて)いますが、自分で選択してエコロジーな電気を買うことができるという話です。

エコロジーな電気、とは

  風力発電によって得られた電気
  バイオマスの燃焼によって得られた電気
  太陽光発電によって得られた電気
  潮力発電によって得られた電気

などのことです。

しかし、これらの電力は今はまだ関西電力などで供給される電気よりも高いのが現実です。
しかしこれをみんなが買うように(みんなが選択するように)なってくると、技術革新が進んで安くなってくるんですよ、ということです。

液晶テレビでも、携帯電話でも、パソコンでも、発売された当初はとても手が出ないような高価なものだったのに、数年経った今となっては、どれも大変身近な存在になってきていますよね?

それと同じ理屈です。

ただ僕が感心したのは、経済的な負担を伴ってでもこういうものを求めていこう、とするその価値観に対して、です。

詳しくは、CO2free.jp Project のページをご覧下さい。

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コンサルティング

僕の呑みトモダチ・haya34氏に、うちの事務所の今後3年間の大まかな経営方針を決定するためのコンサルティングを依頼しています。

ビジネススクールでの彼のカリキュラムが追い込みに入っているため、今月末まで小休止中ですが、第1回目のブレーンストーミングを、同志社大学BS(ビジネススクール)のブースを使わせてもらって行いました。

経営に関するコンサルティングを依頼するのは僕自身初めてなのですが、非常にいい議論ができていて満足しています。
最終的な結果がどのようにまとまるのか、今から楽しみです。



ココだけの話(?)ですが、第1回目のブレーンストーミングに臨む前は、

「彼とはトモダチなので、もしかすると客観的な視点が少し欠けるかも・・・」

という懸念が少しありましたが、そんなものは全くの取り越し苦労でした(笑)。



彼には ”引っ張りだこのコンサルタント” になる充分な素質があると僕は見ているのですが、彼自身今後の進路についてはかなり悩んでいるようです。

ガンバレ!

まちなみを守っていくために

昨年の10月にこのブログでもお伝えしましたが、奈良県御所(ごせ)市の中心部には、江戸後期~明治期に建てられた町家がたくさん残るまちなみがあります。

毎年恒例となっている御所のまちなみを広く知ってもらうためのお祭り

【 霜月祭(そうげつさい) 】

が昨年の秋にも行われましたが、その舞台裏事情や御所の街づくりに関する取り組みの一部を採り上げた記事が、元旦の読売新聞に掲載されました。

ご自身も御所の町家に住んでおられる、読売新聞社の記者・中井将一郎さんが記事を書かれているのですが、御所のみなさんの思い入れや熱意が垣間見れてなかなか興味深い記事です。

読売新聞社のホームページで読めますので、興味のある方はぜひ一度読んでみてください。

<シリーズ~輝け わがまち>
町家見直し人波戻る 江戸情緒への誇り重ね<1>
(読売新聞)

 

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生まれ故郷、静岡にて~森林の話

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

実家への帰省に伴い、帰りに生まれ故郷である静岡へ寄って先祖のお墓参りをしてきました。
上の写真は、東名・富士川SAから眺めた新春の富士です。
とてもきれいでしたよ。
(画像をクリックすると拡大表示できます)

静岡の山奥(もうすぐで山梨県)、静岡市の梅ヶ島というところで、僕のいとこ(1967生)が林業家として一生懸命活動しています。
時間の都合でほんの少ししか話ができなかったのがとても残念だったのですが、いろいろと情報交換ができて、とても有意義でした。

僕が一生、木造建築家として生きることを決定付けたのは、

○ 僕の母親の実家(上述のいとこの家)が代々林業家であったから
○ そしてその林業家が、全国各地で経営上苦しい状況に追い込まれていて、
次々に廃業していく人が絶えないから(←それを何とかしたい)

という事情があります。
(他にもいろいろ理由はありますが・・・。
そのうちの一つはプロフィールをご覧下さい。笑)

今回静岡に立ち寄って上述のいとこと話したのは、森林認証制度や今後の林業経営のありかた、木材の流通や販売経路、木材の乾燥技術などについてのことです。
彼は、2005年末に静岡の他の林業家(計6人)と共同で、彼の森林がSGEC(Sustainable Green Ecosystem)認証林としての認定を受けたのだと話してくれました。

ここで少し森林認証制度についてお話ししておきますね。

森林認証制度というのは、世界的な森林減少・劣化の問題(例:森林経営の悪化による森林荒廃が引き起こす様々な弊害、熱帯雨林での違法な密伐採や減少が引き起こす環境問題)と、グリーンコンシューマリズムの高まりを背景として生まれたものです。
”適切な森林管理”を認証し、その森林で生産された木材及び木材製品をラベリングすることを通じて、持続可能な森林管理を普及させることを目的とした制度です。

日本では、FSC(Fprest Stewardship Counsil)という国際認証制度がよく知られていますが、同じような目的・理念に基づいて、世界各地で様々な認証制度が独自に整備され、お互いに連携していくことでネットワークを広げています。

うちのいとこが認証を受けたというSGECという認証制度は、中小企業が多い日本の林業経営状況に則して、国内で独自に定められた認証制度です。

森林として認証を受けるということは
ある種のブランド化へつながり、
他との差別化を図ることができるというわけですが、
実情はまだまだ理解が得られていず、
認証木材だからというだけで、その価格が一般木材よりも
高値で取引される、というわけではありません。
(→おそらく、近い将来そういう方向になっていくと思いますが)

需給のバランスが取れているということもなく、
現状としては相変わらず需要の低迷による価格の下落に苦しんでいる
というのが実情です。

彼のような林業家たちがこれから実現したいと考えていることは、

○ 不透明な流通経路に端を発する、木材価格のたたき合いの撤廃
→消費者は安く材を入手でき、生産者は適正な価格で販売できる

○ 生産者の顔が見える、安全・安心な製品の供給(トレーサビリティの向上)
→大切に育てた木材を、大切に使ってもらえるお互いの信頼感

○ 森林環境の向上、計画的で持続可能な森林経営

です。

ここ最近、国産材に対する一般社会の認知度・注目度は上がってきており、
一時期に比べると林業家をとりまく社会の状況は良くなってきつつありますが、
末端での実情はまだまだです。

静岡で森林や木材に関する話をいとこと交わして、いろいろなことを考えさせられる機会を得られたことは、自分にとってとてもいいことでした。

これからももっと自己研鑽を積んで、よりよい情報を提供していけるように努力します。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2006 新春  佐藤仁

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デラトレ?なにそれ

今朝、とあるハイウェイオアシスで思いっきり笑わせてもらいました。

その仕掛け人は、伊勢湾自動車道・刈谷ハイウェイオアシスです。



何も知らずに休憩のために立ち寄ったのですが、まず何より驚いたのが、高速道路にあるハイウェイオアシスだというのに、ナント!

・・・観覧車がある!

観覧車ですよ、観覧車!



そしてさらに驚いたのが、デラックストイレ(←すごいネーミング・・・)
通称、デラトレだそうです。
このトイレ、6:00~22:00の時間帯のみ使える(無料)という時間制限つき。

どこかデラックスなのか?
残念ながら女性用トイレへは入れなかったのですが、男性用トイレはまず、小便器を取り付けている壁が全面ガラス!
(↑雑誌などでは見たことがありますが、体験したのは初めて)
そしてガラスの向こうは中庭になっており、中庭に向かって用を足す、という感じです。

そしてさらに笑わせてくれたのが・・・、親子トイレ。
これ、どうなっていると思います?

ひとつの大便ブース内に、大人用大便器一台と、子供用小便器が一台、並列して鎮座しているのです。



・・・・・。



この状況で用を足せ、というのも気が気ではないと思うのですが、とにかくこれを作ったことに敬意を表したいですね。

これが東京ディズニーランドにあるのならよくわかりますが、ハイウェイオアシスにこれがある、というのがなかなか味わい深いです。
名古屋人の心意気でしょうか。



おかげさまで、このブログも12/29をもって無事1周年を迎えることができました。
これもひとえにのぞきに来て下さるあなたのおかげと、深く感謝しております。

今年も一年間、木造建築家のヒトリゴトを聞いてくださってどうもありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎えください。

2006年があなたにとってすばらしい一年でありますように。



感謝。

2006.12.31 佐藤仁

現代人は忙しい、そこで・・・

今年は、とてもたくさんの良書と出会いました。
最近の本を購入するきっかけは、もっぱら誰かの推薦に従うことです。

「最近この本読んでみたんだけど、こんな話が書いてあって、すごく良かった」

というようなことを聞いたりすると、すぐ買ってしまうのです。
おかげで未読の本がどんどん増えていっています。

マズイ・・・。
正月は実家で、本とビールと3歳の息子と年賀状書きの合間を縫って格闘することになりそうです。

本当は良かった本全てをご紹介したいのですが、最近読み終わった本の中の一冊をご紹介します。

『7つの習慣 最優先事項』 スティーブン・R・コヴィー著です。
出版されたのは結構前なので、最近の本ではありません。

分野としては自己啓発系の本なので、嫌う方も多いと思いますが、すごくオススメです。

「今は(時間やお金)がなくて~できない」

というのは万人に共通する悩みだろうと思うのですが、この本はそれを根本的に解決するための考え方を教えてくれます。

例えば忙しくて時間がとれないというのは、外的要因(仕事、子育てなど)によってもたらされている状況で、自分にはどうしようもない(←最大限努力しているが・・・)と考えがちですよね。

でも実は、それを引き起こす状況を作り出しているのは、外的要因に振り回された自分自身の選択と、それに対する自分の対応によってなのである、ということがわかります。
(↑これって実はすごく当たり前のことなのですが、きちんと認識されている方はとても少ないと思います)

そうやって外的要因に振り回されて時間を浪費していくと、自分が人生において本当にやりたかったことを実行に移せないままに人生を終えることになってしまう、それを回避するためには・・・ということがこの本の趣旨です。

こう書くと、なんだかビジネスマンや起業家向けの本のようですが、決してそうではありません。
むしろ、

○ 子育てに追われて自分の時間がとれない、というような主婦のみなさん
○ 仕事に追われて子供と遊ぶ時間がとれない、というビジネスマン

に読んでいただきたいなぁ、と思いました。

この本を読んでから僕は、上記のような悩みはすべて自分が引き起こしているということがわかり、なんだか腹が据わってきました(笑)。

時間と収入と人間関係を全て同時に解決する、深~い示唆を与えてくれる良書です。
ぜひお試しあれ。

メルマガ、ブログ、ホームページなど・・・

今年ももう残り僅かとなってきましたね。
僕のこの一年は、WEBなしには語れない一年でした。

以前にも書いたことがありますが、現在うちの事務所の受注はほとんどがWEBを通じてのものになってきています。
(↑でも、決してWEBだけで受注しているわけではありませんよ。
  WEBはきっかけにすぎません)

昨日、週刊メルマガ【古民家にならうこれからの家づくり】を発行するときに気付いたのですが、メルマガを創刊してから現在で約1年半になります。(創刊2004.06)

継続は力なり、ですね。

この秋にリニューアルしたホームページも現在のもので3代目(ここまで足掛け3年)ですが、現在のコンテンツに落ち着くまでには、いろいろと苦労して試行錯誤を重ねています。



このブログも、あと数日で一周年です。
最初の投稿は2005/12/29でした。

今年はこのブログを通じて、来年からうちの事務所に来てくれることになったやる気満々のスタッフとも知り合えたし、経理面でのサポートをお願いしようかと考えている人とも知り合えました。

夏から秋にかけて実施したホームページリニューアルにあたって、製作を依頼したコマースジャングルの礒さん(USA在住)もウェブサイトとメルマガを通じて知り合い、結局実際に会ったのは東京で1度だけ(笑)という奇妙な関係でした。
(↑結果には満足しています)



そして、メルマガの読者の方からは頻繁に感想や反響などもいただけるようになってきていて、
「この分だと、なかなかメルマガをやめられそうにないぞ・・・」
とフンドシを締め直しているところです。

とか言っていますが、本当にメルマガ読者のみなさんには感謝しています。
確かに週一回発行のメルマガを書きつづけるのはかなり大変ですが、読者のみなさんとのメールを通じてのやりとりで得られる喜びは、それ以上に大きなものです。

と、まさにWEBが僕の生活には欠かせないモノとなってきてしまっているのはなんだかちょっと変な感じですが、今年はWEBなしには語れない一年でした。



と、なんだか締めくくりのような文章を書いていますが、まだ今年もあと2回くらい投稿しますので、また来てくださいね。
お待ちしております。

電柱がなくなる日は近い?

昨日(12/18・日曜日)の日経新聞の朝刊に、

【 ホンダ、太陽電池に参入~住宅用2-3割安く 】

という記事がありました。
現在主流の太陽電池は、『多結晶シリコン型』と呼ばれる方式ですが、
ホンダは、より低コストで生産できる『非シリコン型』という方式の電池を生産することで、太陽電池業界に参入しようということのようです。

ちなみに、ホンダが採用しようとしている住宅用の太陽電池の場合、少しエネルギー変換効率は落ちるようですが、イニシャルコストが2-3割安く抑えられるというメリットがあるようです。

太陽電池や風力発電はこれから主力となっていくエネルギーの一つでしょうね。
しかし、これを爆発的に後押ししそうな技術が、近い将来製品化されるかもしれません。

それは、スーパーキャパシタというバッテリーです。

これで住宅用電源供給にかなう容量のバッテリーが商品化されると、日本から電柱が消えるでしょう。

ちなみに現在は、太陽電池で発電した電気をそのまま住宅で使うということは技術的にできません。
というのも、生産した電気を貯めておくことができないからです。

もう少し平たく言うと、電気を貯めておくための、
『安くて × 効率のいい × 長寿命の』バッテリーがないからです。

あなたは車のバッテリーが何年くらいで寿命を迎えるかご存知ですか?
そうです、通常2~3年で車のバッテリーは交換しますよね?

現在のバッテリーはそれだけ寿命が短いのです。

ちなみに、プリウスなどの最新鋭のハイブリッドカーも、2~3年に一度、バッテリー交換のためにかなり高額(数十万円)で特殊なバッテリー交換を必要としているそうです。

太陽電池を載せた住宅は、当然のことながら、昼間発電します。

しかし、電力を一番必要とするのは、夜間です。
当然、太陽電池は夜間に発電できません。

そこでどうするか?
選択肢は2つです。

 選択肢 その1) 昼間発電した電気を貯めておき、夜使う
            → バッテリーが必要

 選択肢 その2) 昼間は発電した電気を電力会社に売り(売電)、
            夜間は、電力会社からお金を払って電気を買う(買電)
            → バッテリーは不要。
              でも電気会社との契約と電線が必要

現在、まだ一般住宅向けの高性能で、格安で、長寿命なバッテリーは販売されていませんので、ほとんど全ての太陽電池を積んだ住宅は、電力会社と契約をして、売電しているのが実情です。

ですから、電柱や電線は欠かせません。

ところが、ここに高性能で長寿命なバッテリーが普及したらどうなると思いますか?

まず、電気エネルギーが自給自足できるようになりますから、電力会社との契約は必要なくなります。
電気の基本料金も払わなくていい。
原油が高騰しても電気代が上がったりすることもないし、月々の電気代もかからなくなります。
原子力発電所は全く必要なくなり、放射能汚染の危険性もなくなります。

そうして、電気会社と契約する人はドンドン減っていきます。
すると、電柱が無用の長物と化していきます。

そうなったら、電力会社はきっと電気料金の値下げをしてくるでしょう。
なぜなら、そうしなければ市場原理に合わなくなり、淘汰されてしまうからです。

しかし最終的には、やはり電力会社は規模が縮小されていくことは避けられない状況だろうと予測します。

と、ここまでは予測が立てられますが、この先は、正直未知数です。

しかし、将来電柱が無くなっていく方向にあることと、電気料金が下がっていく方向にあることは間違いないでしょう。

これは、非常にいい傾向だと思います。

ちなみに、今日ご紹介したバッテリー(スーパーキャパシタ)ですが、2005年の夏にミュージシャンの坂本龍一氏がこのバッテリーと自然エネルギーだけに頼った発電システムを使って、コンサートツアーを敢行しました。

今後注目していたい技術です。

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このところバタバタしていて、すっかり更新をサボってしまいました。
楽しみにいつも来てくださっているみなさん、ごめんなさい。
また、ボチボチ書いていきますので、どうぞよろしく。

今さらですが、映画 『たそがれ清兵衛』 を観ました。

よかったですね。
うまく表現できませんが。

何というか、【 間 】が良かったです。
ローアングルなカメラワークも良かったし、
何よりもやはり、真田広之と宮沢りえの演技がじわ~っときました。
↑僕は、宮沢りえ大好きなんです・・・(笑)。

原作(藤沢周平氏)は読んでいないのですが、最後のしめかたもとても良かったです。
本当の幸せとは何か?というこの映画のテーマが、ストレートに伝わってきました。
観ていない方は、一度ご覧下さい。

映画の中の建築も美しかったですよ。

囲炉裏端で火を前にして家族と話すシーンや、
こんもりしたかやぶき屋根の家、
玄関の式台に腰掛けている清兵衛(真田)と、取次ぎ(←今で言う玄関ホール)の間にきちんと座って話す朋江(宮沢)を引き立てる、舞良戸(まいらど)や障子、衝立などで構成される空間など。

僕には、どうしても自分で建てたい家が一つだけあります。

それは、寄棟(よせむね)の茅葺屋根を持った、平屋で30坪くらいの家。
材料をとことん吟味して、どっしりとした構造材を使い、渋~い家を建てたいのです。

自分で本当に納得のいくものをつくり上げるのには、まだまだ修行が足りないようです。
きっとこの夢をかなえるのは、まだまだ大分先になるでしょうね(笑)。

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