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見学会へのご来場ありがとうございました

吹抜け0314


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 





3/13-14の2日間にわたり、京都市N邸で完成見学会を開催しました。

今回の見学会は東風の見学会でも過去最多の来場者数で、総勢65名。
ご来場頂いた皆様、どうもありがとうございました。

そして今回の見学会の場を提供して下さったクライアントのN様には、心より御礼申し上げます。
(N様、本当にありがとうございました)



うちの見学会では、いつも建築関係者も大歓迎!で見学会を行うのですが、今回は石場立て伝統構法ということもあり、建築業界関係者の参加者が多いこと多いこと。

上記65名のうち約30名は建築関係者の方々でした。

建築関係者の中でも大工さんが多かったです
大工さんに見に来ていただけるというのは、建築家の立場としてはとても光栄ですね。



ご来場のみなさまに大好評だったのが、玄関の式台(↓)です。
(画像をクリックすると、拡大表示できます)

なぐり0314_2


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


なぐり0314_1


 


 


 


 



 


杉の赤身だけを使った化粧なぐりですが、表面の凹凸と杉の柔らかさ・温かみによる足ざわりが良くて、
「さとうさん、うちの玄関もこれでお願いします」
というクライアントのみなさまが続々。

化粧なぐりができる職人さんがとても少ない中で、みなさまに気に入って頂けて、またこのような仕事を職人さんにお願いできるというのは大変ありがたいことです。

先日もご紹介しましたが、この板をなぐっている時の動画はこちらでご覧いただけますのでご覧下さい。

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京都市/伝統構法×新月伐採の家 完成見学会を行います 3/13(土)-14(日)開催

N邸外観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

N邸内観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  上の画像はクリックすると拡大表示されます

 

 

 

京都市で、昨秋から着手していた石場建て伝統構法型住宅が竣工しました。
建築主であるN様ご夫妻のご厚意により、完成見学会を開催させていただくことになりましたのでご案内します。

 

-自分たちがいなくなった後でも、後世に渡ってずっと誰かが引き継いで
 住み続けてもらえるような家にしてほしい-

 

このお宅は建築主であるN様のそんなご要望から、最低200年は使い続けられるように・・・
と考えて設計しています。
このようなN様のご意向を実現するために、石場建ての伝統構法(※1)という工法をご提案したのは、とても自然な流れでした。

 

(※1)
石場建てとは
石の上に直接柱が載っているだけで、基礎と建物とが金物などで緊結されていない工法のこと

 

伝統構法とは
現時点では正確な定義づけはまだされていないが、筋交いを用いずに、
貫と土壁と木組みだけを耐震要素とした柔らかい木構造のことを指すことが多い
在来工法と対比し、構造的に別の性質を持つ伝統的な構造体を指すために用いられている

 

 

 

だから、
○ 構造はわかりやすく
○ デザインは流行を追わずシンプルに、木の美しさが引き立つように控えめに。
○ 全ての木材の呼吸を妨げないように。
○ 壁は土と竹だけで、構造体には釘を一本も使わずに、
という考え方を建物の隅々まで貫いています。

 

 

 

この家に使用している構造材は、全て自社で伐採から行ったものを使用しています。

 

木を伐るのに一番良いとされる、晩秋の新月期(しんげつき※2)に全ての木材を伐採し、その後4ヶ月間葉枯らし乾燥させた後に1年自然乾燥させたものを使っています。

 

伐採の際には、建築主であるN様もわざわざ静岡の山まで見学に来て下さいました。
(※2)新月期とは下限の月~新月の前日までのおよそ一週間の期間のこと

 

 

 

このような木材の作り方は、木の特性・能力や生命体が本来持っている、宇宙のリズムに逆らわない、とても素直でやさしいやり方です。
現在の木材市場では、一般に伐採直後の材木を含水率が非常に高いままで乾燥庫に搬入し、重油を1-3週間焚きっぱなしにして人工乾燥させるというやり方が主流です。

 

そんな中で、今回のような取り組みは古臭いようにも思えるかもしれません。

 

ゆっくり乾かした自然乾燥材を使い、大工さんが手刻みで作った構造材を金物は使わずに栓だけで組み上げ、竹小舞を編んで作った建物は、工法としては何の目新しさも無く、昔から日本各地で当たり前に行われてきた建物の作り方だからです。

 

 

 

しかしそうやって作った建物が放つ存在感はどっしりとしていて、とても穏やかです。

 

ものすごく当たり前に作った家ですが、ぜひ現場で木と土の質感を味わってみて下さい。

 

 

 

今回の完成見学会には、建築業界関係者の方も参加していただいて構いません。

 

ただし専門家向けの時間帯は3/13(土)の午前中のみとさせて頂き、一般の方向けの見学時間とは別にさせて頂きます。
(業界関係者の方と一般の方とでは質問内容などが全く異なるためです。ご理解をお願いします)

 

<開催日時>
専門家(建築業界関係者)向け・・・3/13(土) 10:00-12:00
一般の方向け          ・・・3/13(土) 12:00-20:00 および
                     3/14(日) 10:00-20:00

 

<開催場所>
京都市左京区
※参加申込を頂いた方には、現場の住所や担当者の連絡先をお送りします

 

→ 参加お申込はこちらの問合せフォームからどうぞ

 

 

 

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解体修理現場見学

子安の塔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


先週の土曜日、清水寺の解体修理現場見学に行ってきました。

日本民家再生協会主催の専門家向け連続講習会のプレイベントとして企画されたもので、現在清水寺で行われている10ヵ年計画の解体修理現場を見学させて頂きました。



冒頭の写真は子安の塔という三重の塔の解体状況です。

江戸時代の大工さんの仕事を目の当たりにできて、とてもいい勉強になりました。



僕自身は社寺建築には携わったことがないので、同じ日本の木造建築とはいえ、住宅とは違った作り方が随所に見られて、得るものがいろいろとありました。




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世田谷区/古材を使った家 完成見学会を行います  11/29(日)開催

世田谷の家

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

東京都世田谷区で、築20年の中古住宅のリフォーム工事が竣工しました。
建築主であるY様ご夫妻のご厚意により、完成見学会を開催させていただくことになりましたのでご案内します。

 

Y様は今年の春に当該物件を購入されました。
この物件は築後20年を経た、木造2階建て在来工法の物件でした。

 

2階を賃貸用物件として貸し出し、1階を家族の住まいとするという計画で設計が進み、6月に工事が着工。
施工会社の選定の際には、2社が参加して下さって相見積もりを行い、最終的には同じ世田谷区内の株式会社 羽田野工務店さんに決定しました。

 

1階のY様ご自宅の設計イメージは、
「内装を古民家のような落ち着いた雰囲気にしたい」
というご夫婦のご意向に沿って、古材の梁や柱を数本購入して、構造補強材ならびにデザイン要素として活かしています。
古材および古建具は、ひでしな商店さんより購入しています

 

既存の柱や栗の床板などにはすべて古色塗装を施し、改修以前とは全く違った趣の住まいとなりました。

 

 

 

一方、2階には他人(賃貸物件借主)が住まわれるため、2階床面でできる限りの遮音工事を行いました。

 

新築ではない既存構造体を用いて限られた予算内で作った遮音層のため、100%完璧な遮音ができているわけではありませんが、それでもかなりの音を遮ることに成功しています。

 

木造での遮音工事についても、見学会当日の説明の中でお話ししたいと思っておりますのでどうぞお楽しみに。
木造で遮音はできない、と思いこんでおられる方は多いと思いますが、そんなことはないんですよ。

 

リフォームを計画されている方、古民家風のデザインがお好きな方などにとっては、いい機会を提供できるのではないかと思い開催を計画しました。
遠慮なくお気軽にお申込下さい。

 

 

 

開催日時 2009/11/29(日)14:00現地集合 17:00終了

 

詳しい場所は、メール又はファックスにて個別にお知らせいたします。

 


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構造見学会へのご来場ありがとうございました

10/18(日)に、京都市N邸の現場において、構造見学会を開催させて頂きました。

延べで30名以上の方にご来場いただきました。
どうもありがとうございました。



今回は建築業界関係のみなさんの申込が予想以上に多くて、急遽
 建築関係者→ 午前中に開催
 一般の方  → 午後に開催
という風に、時間帯を分けて行いました。



時間帯を分けた理由は、各々お互いに見るところや質問の内容が全く異なるからです。

案の定、専門家の皆様からは、構造計算に関することや工法、材料に関する質問が相次ぎました。



見学に来て下さった方から、新米と枝豆のお土産も頂いたりしてビックリ!
早速美味しく頂いています。
(小西さん、西本さん、ありがとうございました)



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家の中から空が見えると気持ちいい

先日、クライアントと打合せをしていた時に
「家の中から空が見たい」
と言われました。

以前、神戸のSさん宅にお邪魔した折に部屋の中から空が見えたのが気持ち良かったから、とその方は仰っていました。

そう言われて半年以上前に撮った写真があることを思い出したのでご紹介します。


空が見える家 


 


 


 


 


この写真はSさんのお宅のリビングから見える風景です。

吹き抜けに面して大きな窓を設けているので、一日中部屋の中から空が見えます。



まぁ、このお宅の空の見え方はちょっと極端としても(笑)、家の中から空が見たい、というとなんだか無茶な要求のように思いますが、そんなことはありません。

トップライトを設けなくても、1階にいて2階の窓越しに空が見えるというのはとても気持ちがいいものですよ。

小さくてもちょっとした吹き抜けがあれば、割と簡単に実現できます。



そう言われて初めて気付いたのですが、うちで設計したお宅はほとんどが空が見える窓を持っているのです。

これから家づくりに取り組まれる方は、このことを頭の片隅に置いておかれるといいかもしれませんね。



伝統構法 鼻栓【お知らせ】
10/18(日) 京都市内で新月伐採材を使った
伝統構法の家の構造見学会を行います。
詳しくはこちらをご覧下さい

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実生(みしょう)の木と植林の木

8/2(日)の見学会のとき、参加者のみなさんに少し木のお話をさせて頂きました。


国産材と一口に言っても、杉・桧・松など樹種の違いの他にも、産地の違い、生えている山の斜面の違い、標高・地盤などによって、木の色や木目なども変わってきます。

そこで今回は特に、実生(みしょう)と呼ばれる天然木と、人の手で苗木が植えられた植林の違いをお伝えしたいと思い、下の写真2枚を用意しました。

写真に写っているのは、どちらも僕の左手です。
大きさが比べられるようにと思って、わざと手を入れて写したものですが、樹芯部分の年輪の細かさ/粗さを比較してみてください。

植林


 


 


 


 


 


←四国産の植林の杉


 


実生


 


 


 


 


←静岡産の実生の杉


 



こうやって比べてみると、全然違うでしょう?

上の木も国産の杉。
下の木も国産の杉です。

下の写真のような実生の木のことを天然木と言います。



人が植えたわけではなく、種子がぽとりと落ちて芽を出し、外敵と戦いながら少しずつ少しずつ成長していった様子が、紙の厚みのように細かな年輪から見て取れます。

年輪が荒い =1年間の成長が早い=疎
年輪が細かい=1年間の成長が遅い=密

ということになり、その差は木材の強度や木目の細やかさとなって現れてきます。



上の写真のような天然木が一般市場に出回ることは大変少なく、お目にかかることはほとんど無いでしょうね。

こういった木を使えるのも、山から木を買うことの大きなメリットなんです。

木は本当に奥が深いです。

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本音の見学会、好評でした♪ 

見学会0802


 


 


 


 


 


昨日(8/2)、大阪府四条畷市のT邸で、竣工後2年経った伝統構法の家の見学会を開催しました。

来場してくださった5組13名のみなさま、そして今回の見学会開催に際し、全面的にご協力いただいたT様、本当にどうもありがとうございました。
心より御礼申し上げます。



「盛夏の14:00からエアコンなしで土壁の実力を実感する」
「2年間住んだ後に、住み手の本音を聴く」
という、設計者の立場としては無謀なことこの上ないような趣旨の見学会でした。

これって、一部の同業者からすれば、
『ついに気が狂ったか・・・』
とでも思われそうな趣旨ですよね(笑)。



確かにこんな趣旨で見学会を行う人はほとんどいないでしょうけれど、来て下さった方には
「すごく良かったです!」
と、大変喜ばれました。

土壁の実力を実感できて、忌憚無い住み手のお話を聴くことができる機会というのは、なかなか無いですからね。

ちょっと冷や汗も出ましたが(苦笑)、みなさまのお役に立てて大変嬉しく感じています。

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なぐり加工の見学をしたい方、いらっしゃいますか?

6/23(火)の夕方に、京都市内で杉の化粧ナグリ加工の実演見学を予定しています。

↑ ナグリ加工とはこのような仕上のことです。

京都市内の銘木屋さんのご協力のもと、京都市N邸に使う玄関式台用の杉板をなぐってもらいます。

チョウナという道具に丸刃をつけてなぐるのですが、今回は加工の工程をビデオで撮影し、久しぶりに動画としてYoutubeにアップする予定です。

あまりたくさんの方が来られると、銘木屋さんにもご迷惑がかかってしまうので3名程度に限らせていただきます。

【日時】 6/23(火)16:30開始、作業時間は30分程度の予定

見学ご希望の方は、東風/佐藤仁までご連絡下さい。

【お知らせ】
2008年晩秋の新月期に伐採・葉枯らし乾燥させた静岡産の
杉・桧を使って下さる方を募集しています。詳しくはこちら

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伝統構法の家って実際住んでみたらどうなんだろう?

このところ注目が高まっている、土壁と木組みだけで作る【伝統構法】型住宅。

クライアントのTさんのご協力を得て、2年前に東風で設計・施工管理を行った伝統構法型新築住宅、『木曽のみんなが作ってくれた大阪の家』の見学会を行う方向で検討しています。

木曽の家
















T さんのお宅の外観です。
家のまわりには薪がい~っぱい積み上げられています。
ある意味、存在感たっぷりです。



今回の見学会は、下記のような趣旨で企画しました。

○ 新築時(完成直後)の住宅の見学会はよくやられているけれど、それでは
  住み心地がどうだったのか?という実際のところはよくわからない
  ( ↑ まだ住んでいないのですから当然ですが・・・)

○ 伝統構法の住宅って実際住んでみたらどうなんだろう?
  住んでみた人の声を聴いてみたい

○ 東風のホームページにはお客さんの声がいろいろ掲載されているけれど
  アフターサービスとかどうなんだろう?

○ 薪ストーブって本当に暖かいの?
  薪代にすごくお金がかかるって聴いたけれど、実際どうなんだろう?

○ 土壁の家は夏涼しいって本当か?

ということを実感していただくのが今回計画している見学会の目的です。



開催時期についてはTさんから、

「時期ですが、せっかくですんで盛夏の時期でいいんちゃいます?
 うそが付けない季節で真価を試してもらったらええかなと思いますけど・・・
 どうでしょう?」

というご提案を頂いて、きっとうだるように暑いだろうと思われる8/2(日)に開催することに決まりました。
もちろん、見学会の最中はエアコンをつけません。
(というか、Tさんのお宅では普段もほとんどエアコンをつけないで過ごせるそうです)

どんな見学会になるのか僕も楽しみです。
近日中に詳細を発表しますので、どうぞご期待下さい。
正式な予約開始は5/1ごろになりそうです。
( ↑ 明日から5日ほど東京・静岡出張で留守にするので・・・)



参加してみたいなぁ、と思われる方はさとうまで
「8/2 伝統構法の家 本音の見学会参加希望」
と件名に書いて、メールを下されば先行予約を受け付けます。



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