プレカット

昨日、三重県の松阪市で構造材プレカットの打合せをしてきました。

東風で設計する物件では、今のところ
○ プレカット(構造材の機械加工)の物件
○ 手刻み(大工による墨付け・刻みを行う)の物件
の両方があります。

ほとんどのクライアントのみなさんが
「大工さんの手刻みで建てたい!」
と思われるのですが、やはり価格の問題でプレカットにするケースが多いのが現状です。

後継者育成・技術伝承などの問題で、プレカットの是非はあるのですが、今日はその問題ではなく、プレカット工場にもいろいろある、ということをお伝えしたいと思い、記事を書いています。

東風でプレカット加工をお願いする場合には、いろいろと特殊な注文をつけます。

やはりどうしても機械だけでは対応しきれず、どの現場でも若干大工さんによる手加工を必要とする部分が必ず出てきてしまうのですが、プレカット工場と一口に言っても、工場によっていろんな加工機械の違いがあり、加工できることとできないことがあるのが実情です。

そんなために、色々と検討した挙句に
「やはりA社ではなくB社でお願いしよう」
というケースもあります。

プレカットはどこも同じ、と一般的には思われるでしょうが、実はそうではないんです。

○ ホゾの長さや大きさ・深さ
○ 仕口の蟻の背高さ
○ 込栓の可/不可
○ 丸太加工の可/不可
○ 柱の太さ(断面寸法)による制限

などなど、いろいろと難しい課題があります。

正直なところ、やはり手刻みとプレカットとでは価格が違う分、いろんなところに制限がかかってしまい、実現できないことがたくさんあります。

プレカットで行う場合には、プレカットのできる範囲内で最善のものを・・・と配慮して毎回発注するのですが、悩ましいところですね。

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