室生へ行ってきました

水曜日に、奈良県宇陀市の室生へ行ってきました。

以前から大変お世話になっている、美しい暮らしの舎・ゆらきの芦田様ご夫妻に会ってお礼を述べるためです。

芦田様には、今年の2月に事務所名を改称するにあたり、看板や名刺などに使わせていただくための『東風』という文字を書いていただきました。



3月にはその看板も出来上がっていたのですが、業務に追われてご報告に伺うことができないままだったのです。

先週ようやくほんの少しだけ余裕ができたので、このチャンスを逃す手はない!と思い、早速行ってきたというわけです。



で、「出来上がりました」と持って行った看板がこちら(↓)です。

東風

 

 

 

 

 




文字は先述の芦田様が孔雀の羽を束ねた、とても特徴的な筆を使って
書いてくださったものです。

板は愛媛県のKさんがお祝いにと贈って下さった桜の古材を削り直して
木裏使いにしています。
(Kさん、どうもありがとうございました。感謝)

拡大して見て頂くとわかると思うのですが、この板の右上には節になる
寸前の杢(枝の年輪)が出ています。

これが右から左へ流れる景色を作っているのを見て芦田様が、
「名前が東風なら、やはりこの向きで使われたらどうですか?」
とご提案いただいたのですが、それが大正解でこの杢はまるで銀河(=小宇宙)のようです。

最近うちの事務所に来られた方はご存知だと思いますが、この看板は
玄関内側の壁に掛けてあります。



と、話がそれてしまいましたので元に戻します。

室生は伊丹よりもずっと涼しくて、山から降りてくる風や川のせせらぎの音がとても心地よく、僕は着くと早々に図々しくも庭先の丸太のベンチで昼寝をしてしまいました(笑)。

写真を撮ってきたかったんですが、あまりにも心地よくて、もう写真なんてどうでもいいや~という気持ちになってしまったので、今回は写真がありません。
すみません。



芦田様のお宅は、築350年を経過した素晴らしい古民家です。

大分以前に重要文化財に指定されそうになったこともあったそうですが、当時の当主の方が断られて個人所有のままだったのを、数年前に縁あって芦田様が譲り受けられて現在に至っています。



教育のこと、食のこと、生活のこと、木のこと、そして建築のことなどについて、芦田様とゆっくりいろんなお話をさせていただいて、とても豊かな時間を過ごさせていただくことができました。

芦田様の奥様は、使われなくなった日本の古い着物を解体して、とても独創的な洋服に仕立て上げたものを上海で販売されています。

その洋服をいくつか見せていただいたのですが、どれもすごくセンスが良くて、その斬新さに驚きました。

僕も大島紬を使ったシャツを一枚作っていただけることになり、今度お伺いするのが楽しみです。



芦田様、どうもありがとうございました。



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2008年晩秋の新月期に伐採・葉枯らし乾燥させた
静岡産の杉・桧を使って下さる方を募集しています。
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世界に、300年先も美しい風景を

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