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西宮2世帯住宅 上棟しました

西宮1003.1 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、西宮市内で工事中の2世帯住宅/Y・K邸の上棟が行われました。

本当は昨日行われる予定だったのですが、あいにく雨に見舞われ、一日延期となりました。

 

僕が予想していたよりもずっと早く作業が進み、夕方4時に現場へ着いた時にはすでに棟が上がっていて、タチ(柱の垂直)を直しているところでした。


 

西宮1003.2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上の写真は、2階リビング上部に架かる赤松の化粧丸太梁です。
ゆる~く上品な感じで曲がっていて、節も少なくおとなしい木でした。

出来上がったらきっといい感じで部屋のアクセントになると思います。



今回の現場に入った構造材は、僕が予想していたのよりも良い木が多く、材料を見ていくと少し設計変更が出そうです。

すでに玄関袖壁の脇に立っている桧の通し柱などは、もともと見せずに隠してしまう設計になっていましたが、木目がおとなしくて見栄えがする木なので、設計を変更して木を見せるようにしてはどうか?という話が持ち上がりました。

ポストやインターフォン、照明器具なども絡んでくるので調整・検討が必要ですが、木造の設計というのはこうやって材料によって途中で変更することがしょっちゅうあります。

こういうところは現場が始まってみないとわからない、施工の醍醐味です。



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上棟式

棟札

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日は午前中に上棟式を行いました。

西宮市内の神社の神主さんにお願いして現場まで来ていただき、祭壇を組み立てて祝詞奏上・玉串奉天など一連の儀式を執り行っていただきました。

上の写真は、今回の上棟式に合わせて書いた棟札です。
恥ずかしながら、僕が自分で書きました。
(画像はわざわざ拡大できないようにしています。あしからず)

棟札は、いつ建てたものか?ということが記録として残るように作るものです。
上の写真は表面ですが、裏面には施主・設計者・施工者・協力会社の名前・上棟式を執り行った日などを書いておきます。
最近は棟札を作らずに、幣串のみで済ませる場合もよくあります。

建物が竣工したら、棟札は大屋根の小屋裏にしまっておきます。

上棟式というと神社に頼む、というのが一般的ですが、実は仏式で行う上棟式もありますよ。
僕も一度だけ仏式で行った経験があります。



最近は地鎮祭や上棟式などの神事を行わない方も多いのですが、やはりこういう儀式を行うとなんだか気持ちが引き締まって、なかなかいいものですね。

以前は上棟式の後に、現場で必ず直会(なおらい=宴会みたいなもの)を1~2時間行って、職人も施主もみんなで一緒になって少し話をしたものでした。

この直会を行うと、大工さんと施主さんとが直接話をする機会が得られるので、建築主さんは「こういう大工さんがこれからうちを建ててくれるんだ・・・」
大工さんにとっては「この人のために家を建てるんだ」
と、お互いの人柄などがなんとなく判るので僕はとてもいいと思うのですが、飲酒運転の取締りが厳しくなった2002年以降は、こういった直会を行うことはほとんどなくなりました。

ちょっと(というか、かなり・・・)残念です。
まぁ、確かに帰りはみんな飲酒運転でしたけどね。
何かいい方法を考えてみようかな。

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