東京・世田谷でのリフォーム

この週末は東京に行っていました。

土曜日の午後に日本民家再生リサイクル協会の総会があったのと、その後世田谷区で設計中のリフォーム物件の打合せがあったためです。

この世田谷のクライアントは僕が札幌に住んでいた高校の時の親友です。

中古・木造のリフォームという僕の得意分野とは言え、現場が東京だったので最初は軽く相談に乗る程度かな、と思っていたのが、結局気心の知れた安心感からか、最後まで設計を担当することになりました。

でも、これが実現しているのはインターネットと携帯電話のおかげですね。
本当に情報交換のためには便利な時代です。



3月から打合せを重ねてきたため、間取りはほぼ固まっていて、今回はより細かい空間のディテールや建具・電気など設備面の打ち合わせまで、かなり盛りだくさんでした。

今回の打ち合わせに際しては、当方スタッフが内観のイメージパースを描いてくれたので、それを持って行って提示しながら話をしました。

やはり3Dを見せながら話をすると、わかりやすいし話が早い!
設計イメージの共有が一気に進んだ感じです。

今回製作したイメージパースのうち、2枚をご紹介します。
(どの画像もクリックすると拡大表示できます)


世田谷1


 


 


 


 


 



上の画像はリビングの内観です。

黒く見える梁は、長年の屋根荷重を受けて沈下してしまっている2階の床の補強のために、今回新しく入れる予定の古材丸太です。


世田谷2











この画像はダイニングキッチンです。

左手に見えるのがシステムキッチン、右手に見える格子戸は造りつけの食器棚です。
この食器棚は中にしまった食器がよく見えるように、ガラス入りの格子戸にする予定です。



以前、工務店に勤務していたときは東京の現場を担当したことは珍しくありませんでしたが、独立してから手がける物件としては初めてです。

現場が遠いと大変なこともありますが、クライアントが喜んでくれる顔や満足感が高まっていく様子を見ていると、引き受けて良かったなぁと思います。



この物件は設計期間が極端に短いので、スタッフにも手伝ってもらって一気に進めなくてはなりません。

ここ数週間はパソコンの前に座る時間を長くしないと・・・。

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

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