原寸型板

原寸型板


 


 


 


 


 



構造材を刻む前の墨付けの段階で、原寸型板(げんすんかたいた)というものを作ることがあります。

仕口や継ぎ手部分の形を、実際の大きさで型紙ならぬ型板を作ってみて検討するためのものです。

上の写真は今墨付けを行っている京都市N邸のための継ぎ手の原寸型板です。



ホゾの長さ・厚みは充分か?とか、実際に原寸で描いてみて作ってみて初めて気付くことというのは、いくらプロでもあるものです。

また、こういう型板を作っておくと、他者に説明を行う際に非常に話が早く、重宝します。




上の型板は実際の継ぎ手になると、こんな感じで納まります(↓)。


車知

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