車椅子利用者を想定した洗面ボール

昨日は西宮市内に2世帯新築住宅を計画中のYさん+Kさん親子(←あやうくKYさんと書きそうになりました。汗)と一緒に、大阪市内のABC商会さんへ一体成型型の洗面ボールを見に行きました。

数年前からこの商品をカタログで見て知っていたのですが、実物を見るのは初めてです。
材質は人造大理石でした。


洗面ボール1


 


 


 


フォルムが独特なので、最初は
「これってどうなん?」
と、ちょっと斜に構えたような見方をしていましたが、ショールームの女性の方が説明をしてくださったおかげで、この形になっている理由が良くわかりました。

この形は見た目のデザイン優先で作られているものとばかり(僕が勝手に)思い込んでいたのですが、実はそうではなく、人間工学に基づいてつくられた形なんだそうです。

いろんなディテールについての説明を受けて、なるほどなぁ・・・と感心してしまいました。

この商品、実は価格もお手ごろでなかなか良いです。



いろんな形の商品があって、比較しながら見せてもらいました。


洗面ボール2 


 






今回見た中で、性格が異なる2機種が最終候補として挙がり、
「どちらにしようかなぁ・・・」
とKさんが頭を悩ませていました。

ひとつは、今使いやすい商品。
もうひとつは、5年後くらいにはこっちの方が使いやすくなるかも・・・という商品
( ↑ お体の具合の都合です)

そこでひらめいた僕は
「今回は2世帯住宅ですから、1回にこれ、2階にそっちの商品をそれぞれ設置して、将来状況が変わってきたら1階と2階の洗面台を入れ替えたらどうですか?
そうすれば工事費用はかかるけれど、商品はそのまま使えますよ」
と提案。

そうしましょう~♪ ということに落ち着きました。
2世帯住宅も結構面白いかも、と感じました。

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世界に、300年先も美しい風景を

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