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パーフェクトバリアの使い方

パーフェクトバリア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西宮市内の新築2世帯住宅、Y+K邸の工事が進んでいます。

上の写真は屋根面に充填する予定の断熱材・パーフェクトバリアのボードタイプです。
厚みは100mmあります。

ご存知の方も多いと思いますが、このパーフェクトバリアはペットボトルなどを再生して作られています。

これまでよく使われていたグラスウールやロックウールなどのガラス繊維系断熱材とは違ってチクチクしないので施工面でも安全で、水を含んでも抜けやすい、という性質を持っています。



吸音材

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


このパーフェクトバリア、うちではちょっと変わった使い方をすることがこのところ多くなりました。
上の写真がそうですが、2階の床下に充填するのです。

2階の下には1階があるので、これは断熱目的で入れるのではありません。
目的は、【吸音】です。



2階と1階の間で遮音層を作る際にこのような使い方をしているのですが、遮音というのはかなりデリケートで、音域別に様々な対策を施してあげないと効果は出ません。

吸音材を充填するのもそのいくつかの対策のうちの一つですが、もちろんこれだけで遮音ができるわけではありません。

他にもいろいろと手を尽くして遮音層を作っていきます。



このごろ、クライアントのみなさまから
「遮音してほしい」
という要望を聞くことが多くなりました。

木造で遮音するのはいろいろと技術的に難しい側面があって簡単ではないのですが、決して不可能ではありません。

お悩みの方は東風・さとうまでどうぞご相談下さい。



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断熱材

断熱材

 

 

 

 

 


 

 

上の写真は、現在兵庫県佐用町のK邸リフォーム現場で設置した床下断熱材です。
昨日、毎週水曜日の定例現場監理業務で現場へ行ってきた折に撮影しました。



この材料はエンデバーハウス社のパーフェクトバリアという商品で、ペットボトルを再生して作られている材料です。

昔から一般に良く使われているグラスウールやロックウールに比べると割高ですが、

1. グラスウールなどと違って万一濡れてしまっても水をはらみにくい
2. 材料自体の安全性が高い
  (グラスウールなどは設置の際、職人の健康に害を及ぼすリスクがある)
3. 再生材料である
4. 断熱性能が高い

などの理由で、うちではこの材料を使うことも多いです。



「断熱材の素材はどうやって決めるんですか?」

という疑問を多くの方がお持ちだと思いますが、これはなかなか一言で言うのは難しいです。

 1. 断熱性能
 2. コスト
 3. 施工性
 4. 現場の納まり

を考慮して現場ごとの事情に照らし合わせて総合的に判断し、こちらからクライアントの皆様に対して

「今回のあなたの現場にはこれが合っていると思いますよ」

という形でご提案しています。



ですから、

「うちでは断熱材は絶対これを使うことに決めています!」

っていうのは無いんです。



「断熱材はどれがいいんですか?」

というのも、クライアントの皆様から毎回よく受ける質問なのですが、今は断熱材もいろんな性能・個性を持った材料がたくさんあるので、多角的な視点で材料を選定すべきだと思います。




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