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なめこ

静岡の林産地へ行くと、山あいの生活について触れる機会が多く、毎回いろいろと学ぶことがあります。

暖を取ったりお風呂を沸かしたりするのには、今でも当たり前に里山の薪を使っていること。

食べ物は山で身近に採れたり栽培できるものを食していること。

貨幣経済(=食べるため・暖を取るためにはお金が要る)が基本になっている都市部の生活・考え方とは全く違います。

 

なめこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上の写真は夕方暗くなりかけてから撮ったのでちょっとわかりにくいのですが、なめこを自家栽培しているところです。

もちろん、農家としての売り物ではなく、自分たちで食べるためのものです。

ホダ木として使っているのは、山で伐採してきた山桜。

こうやって作られるなめこは、市販のものと比べると形も不揃いで、大きさもびっくりするほどばらつきがありますが、ものすごく生命のエネルギーを感じます。

スーパーで売っているものとは全然違うんですよね。



以前、製材所の方が林業家に
「家具を作るのに山桜が欲しいっていう作家がいるんだけど、山桜は出ないの?」
と質問したときも、
「山桜はねぇ、なめこを作るのに使っちゃうんですよ」
と答えていました。



海辺でも山辺でも同じですが、【豊かさ】【恵み】とは何なのか?ということをいつも教えてもらいます。

一言で言ってしまうと当たり前過ぎてなかなか響かないのですが、人間も自然の一部なんだということを実感します。

絶対に忘れてしまってはいけない感覚ですよね。



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世界に、300年先も美しい風景を

味?香り?

少し前から、事務所のスタッフと意見が分かれていることがあります。



それは、

「シソに味がある!」
「いや、味はない!あるのは香りだ」

というものです。



東風内では、

味がある 派          ・・・女性スタッフ2名とも
味はない。あるのは香りだ 派・・・僕1人のみ

という勢力図です。(負けてる・・・)



あなたはどう思われますか?

もし良かったらコメントをお寄せ下さい。

 

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宣伝ではありませんが

あらかじめお断りしておきますが、これは宣伝ではありません。
頼まれたわけではありませんが、自主的にご紹介するだけです。



ただ単純に、偶然下記サイトを見つけて何気なく読んでみた所、

「これは決して最高の商品ではないけれど、この価格でこの内容なら安いやん!」

と感じたのでご紹介しようかと思い、書いています。



こちらのサイトで広葉樹のダイニングテーブルを販売されていますが、

○ 価格が良心的
○ 純粋な1枚板ではないが、それに近い風合い・品質が確保できている作り方
○ 実物を見なくても商品の品質がわかる

という点でなかなかお勧めできる商品だと思います。



一枚板のダイニングテーブルが欲しいけれど価格が高くて手が出ない・・・という悩みはみなさんお持ちだと思いますが、そんな方は一度参考に DoiMoi さんのサイトを覗いてみては?

僕はセラウッド塗装というのに興味を持ちました。
ちょっと調べてみようかと思います。

 

 

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「森は海の恋人」

すごくいい記事を読みましたのでご紹介します。



日経BP社のECO JAPANというサイトの中にある

命の水を再生する「森は海の恋人」

という記事で、前編後編の2部に分かれて連載されています。



岩手県気仙沼の牡蠣養殖をされているみなさまが、以前から取り組まれている植樹活動に関するインタビュー記事です。

漁師の利益を守るための活動を記事にしたものではなく、

森・川・海と連なる命のつながり
子供たちへの環境体験学習会開催と教育の重要性

なども考えた包括的な活動で、素晴らしいと思いました。
もし興味があれば読んでみてください。



詩人・熊谷龍子氏の詩から誕生したという、「森は海の恋人」というキャッチフレーズが素晴らしいですね。

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レポート作成しました

いよいよ今週末から、静岡で今年の新月伐採が始まります。

それに先立って、前々から 「作っておかねば!」 と思っていたレポートをやっと完成させました。
その内容は、

 〇 なぜ新月伐採・葉枯らしを行うのか?
    (新月伐採って何?、葉枯らしって何?)
 〇 なぜ材木屋から製材品(角材)を買うのではなく、
    わざわざ山へ入って丸太の原木を買うのか?
 〇 なぜ静岡なのか?

伐採

 

 

 

 

 




ということについて、昨年の春以来僕が現場(=山)で見聞きしたことなどに基づいて、独自の見解でまとめたものとなっています。
ご自由にダウンロード・閲覧が可能ですから、興味のある方はご覧下さい。

こういうことを広くみなさんに知っていただくことで、日本の林業界の発展・理解に少しでも寄与できれば嬉しく思います。

ダウンロード・閲覧はこちらをクリックして下さい
(別ウインドウが開きます)

言うまでも無いことですが、もちろん無料です。

 

 

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草木染

NPO法人・日本民家再生リサイクル協会近畿地区主催・きんき民家塾第6期生の合宿で、先週末長野県へ行ってきました。

諏訪大社(←御柱祭りで有名ですね)、中山道の旧宿場町の町並みが残る奈良井宿(ならいじゅく)などを見学してきたのですが、宿泊先の施設でいろいろなものづくり体験をみんなでしてきました。

陶芸、そば打ち、おやきづくり、文鎮づくりなどのメニューがあったのですが、僕は以前からやってみたかった草木染めに挑戦しました。
( ↑ 似合わんなぁ・・・とか言わないで下さい)

上の写真に写っている草は赤麻(あかそ)という植物だそうですが、この草の煮汁で染めたのが上のタオルです。
一部、模様をつけて色を定着させるのに鉄を使ったので、少し黒ずんでしまいましたが、草木染めはとても優しい色合いが出ていいですね。

赤麻の他に、ススキ(黄色)でも染めてみました。
いろいろ試してみると、とても楽しそうです。

次は淡い緑色に何かを染めてみたいなぁ、と考えています。

 

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