一昨日に続いてお茶の稽古のときの話題から。



茶道の稽古に行くと、挨拶をして席入りした後に、まず床を拝見します。

毎回軸と花が飾られていて、どんな内容が書かれている掛け軸か?何の花が生けられているのか?ということを先生から教わります。

今回の花は、漆塗りの花台(というか板)の上に載せた銅製の一輪挿しに凛としたハマナスが生けてありました。



その時先生に教わったのですが、床飾りにも「真行草」の形があるそうです。
ここではあまり詳しく書きませんが、花を生ける器や花台、花の種類と組み合わせや姿形などで真行草をわけるとのこと。

茶室は部屋の広さによって広間と小間とに分類されますが、一般に小間は草(そう)のスタイルで建物が造られるため、床飾りや炉縁なども草のものが用いられます。

草のものとはどういうことかというと、花台には塗り物ではなく素木のものを用いるとか、花器には釉のかかっていない素焼きのもの、または竹篭などを用いるというのが草のスタイルです。



先生からいろんな話を伺っている最中に、僕が作っている建築は基本的に『草』なんだと気付きました。

天井を張らずに小屋組を化粧として見せるデザインや、木に塗装を施さずに素材のまま使うのは『草』のスタイルです。

また1つ謎が解けたような気がします。

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世界に、300年先も美しい風景を

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