民家再生を、実際の現場で、あなた自身がやってみませんか?

今回は、僕が理事を務めているNPO法人主催のイベントを
お知らせします。

これまでにも、当ブログで何回かお伝えしてきました、
NPO法人・日本民家再生リサイクル協会近畿地区主催イベント

【 ボランティアによる、かやぶき民家再生プロジェクト
第3回 増築棟解体のワークショップ 】

を、9/23(金・祝)、24(土)の2日間にわたり、
兵庫県南西部のとある現場で行います。

このプロジェクトの趣旨を一言でいうと、

『素人だけど、民家再生を実際に自分の手でやってみたい!』
『素人だけど、大工仕事や土壁塗りを体験してみたい!』
という方のために、NPO法人として場所・機会を提供する

というものです。

このプロジェクトでは、【 早く・安く・キレイに 】というような
市場原理で求められる作業効率は一切追求しません。
もっとゆっくりとしたペースで、のんびり進めていきます。
なにせ、2010年まで、ゆっくり5年間かけて
一軒の民家を再生しようとしているわけですから。

あなたはこれまでに、こんなことを思ったことはありませんか?

● 実際の民家再生とは、どんな手順で、
どのように進められるものなのか?

● 将来、田舎へ移住してみたいと思っているけれど、
地域の皆さんと仲良く付き合っていくためには、
どのようなことが求められるのか?

こういうことを、素人にできるレベルで実現・体験して頂きたい
と考えています。

確かに本格的な民家再生のためには、プロの力が必要です。
それは否定しませんし、全くその通りです。

しかし、建築の素人でもできることはたくさんあります。
みんなで力を合わせれば、すごいことができたりするのです。
それを実践・経験していく場を、みなさんにご提供できれば・・・
そんな風に考えて、このプロジェクトを運営しています。

しかし実際には、現場のことに詳しい人物がいて指揮をとらないと
こんなことはできません。
そのため、技術面・安全面のことを考えて、参加メンバーの中には
建築工事のプロフェッショナルもいて、彼らも一緒になって
指導しながら作業を行います。
ですから、経験の無い方や女性など力仕事が不得意な方でも
遠慮せずにご参加ください。

実は、毎回女性の方も参加されていますが、みなさん
「とても楽しかった!また来ます!」
と言って下さる方ばかりです。

※このプロジェクトに関する詳しい情報
(これまでの経緯や活動計画、ワークショップの様子)
については、こちらでご覧になっていただけます。

さて、このプロジェクトも今回で3回目となります。
今回は、前回(7/9、10の2日間)のワークショップで行った
調査結果に基づいて、増築棟の取り壊しと母屋の柱補強
・取替えが主な目的です。

1. 外部足場を組み立て
2. 腐っている柱に仮の添え柱を設置して荷重を支え
3. 母屋に取り付いている増築棟を解体・撤去する

上記以外にも、既存井戸の調査・復旧作業なども行う予定です。
また、2日間通しで参加されるみなさんで、1日目の夜に懇親会を
行います。
体を使って作業をしたあとに飲む、冷たいビールは格別ですよ。

上記プロジェクトの参加申し込みは、
NPO法人・日本民家再生リサイクル協会・近畿地区ホームページ
にて受け付けています。
もう少し詳しく知りたい、という方は、ぜひ一度ホームページを
ご覧になってみてください。

↓   ↓   ↓

NPO法人・日本民家再生リサイクル協会
近畿地区ホームページへ

 

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

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