塗料による、木材へのガラスのトップコート

塗るだけであらゆるものへのガラス皮膜を作ることができる、という素材を大阪のとあるメーカー(※)が開発されたようで、資料が昨日うちに届きました。

僕がこのガラスのトップコートに期待しているのは、木材の表面にガラス皮膜を作ることができる、という点です。
これがうまくいけば、例えばキッチンのカウンタートップ(天板)などを木材で作ることもできるようになります。

『 さとうさん、うちのキッチンのカウンタートップはぜひ木材でやりたいねん! 』

という要望は以前から多かったのですが、これまでは僕は全て

「水を差すようですが、やめておいたほうがいいですよ。」

とお答えしてきました。
それはメンテナンスの大変さ(しみができやすく、腐りやすい。カビも生える)、衛生面での問題(雑菌の繁殖を防ぎきれない)、ふき掃除が大変、といった要因によるものでした。

まだこの製品を試していないのではっきりしたことは断言できませんが、この商品によってうまく木材の表面をガラス層で(しかも塗料を塗るだけで)皮膜できるとすれば、上記の問題はほとんど解決できます。
ということで、ちょっと楽しみにしているところです。

また一つ、新しい技術革新によって実現できることが増えそうです。
こういう進歩は素晴らしいし、ワクワクしてきますね。

※上述しましたが、自分自身でまだこの商品をテストしていないため、この場でメーカー名・商品名等に関する情報を公開するのは控えさせていただきます。
テストなどを経て、これは自信を持ってオススメできる!と自分でもナットクできたら、その時には改めてご紹介できると思います。
どうしてもその商品について知りたい、という方は個別にご案内しますのでさとうまでメールにてご連絡ください。

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