飛騨で民家フォーラムが開催されました

週末、飛騨市へ行っていました。
NPO法人・日本民家再生協会主催の【民家フォーラム2010 in 飛騨市】に参加するためです。

飛騨市へ行くのは今年に入って3回目です。
5月・8月にも行きました。

今回は車で行ったのですが、白川郷から飛騨市へ抜ける天生(あもう)峠の道沿いでは、色付き始めた木々が美しかったです(↓)。


天生峠


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


飛騨の紅葉見頃はもう少し先だと思いますが、近畿周辺とは違ってやはりだいぶ気温が低いんですね。

古川市内で早朝の散歩をしたときには、もう吐く息が白くなっていましたよ。


民家フォーラムでは1日目に飛騨市古川町のまちなみ見学を行い、地元のボランティアガイドの方が町の中のお寺や民家を案内して下さったおかげで、普段は見られない貴重な個人宅の中などを見せていただくことができ、大変良い企画でした。

ちょうどこのまちなみ見学ツアーの際にカメラを忘れてしまって、写真が1枚もありません。
残念・・・。



 


民家フォーラム2日目は、飛騨市内の宮川町という山村に場所を移し、集落の見学とシンポジウムが行われました。

下の写真は種蔵地区という集落の風景です。
小さな板倉が多数点在し、傾斜地につくられた棚田と民家がとても美しく、穏やかな時間が流れていました。 


種蔵集落


 


 


 


 


 


 


民家フォーラムでは、最後にシンポジウムが行われ、4名の方から民家再生やまちづくりなどに関する事例発表があり、いろいろと考えさせられました。

美しい民家がたくさん残っている集落では過疎化が急速に進み、若い人たちは減少して学校や病院が統廃合され、残すべき日本の民家や暮らしは、存続が大変難しくなっている現状が痛いほど伝わってきました。

僕にもできることがあるはずだ、と考えて飛騨市を後にしましたが、自分自身どのように行動すべきか?については、まだまだ考えなくてはなりません。

しかしとても良い機会でした。
企画・運営に携わってくださった多くの皆様、本当にありがとうございました。

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