新月材 乾燥中

新月材0426

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう2週間も前のことですが。

日光へ行った帰りに静岡へ寄ってきました。
昨秋製材した木材のボリュームや状態を確認するためです。
(製材したときの記事はこちら→通柱天井板

現在は製材した杉山製材所さんで預って頂いています。
(杉山さん、いつもありがとうございます)

上の写真がその一部ですが、全部でこの約3倍の量があります。
これから整理するのは大変そう・・・。



これらの木は2008年の晩秋に伐採したもので、樹齢110~130年の杉と桧です。
とってもいい木で、今から使うのが楽しみです。

桧は乾燥が早いのでもうそろそろ使えそうですが、杉の構造材は来秋(2011)あたりまで乾燥させるつもりです。

その一部をご紹介しますね。

新月材0426_3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真は桧の通し柱と大黒柱です。

通し柱は節の無いきれいなものには背割りという鋸目を入れて、大きな割れが走らないように処理しています。

この写真だとなんだかそんなに大きくは見えませんが、この通し柱の太さはだいたいどれも6寸角(18cm×18cm)です。

大黒柱の太さは8寸5分角(26.5cm×26.5cm)あります。


新月材0426_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



上の写真は、大黒柱をリフトで持ち上げてもらって柱の面を見たところです。

どの木もほとんど節が無くて、四方上小節~無地の大黒柱になりそうです。
中央付近の一部が濡れているような色をしていますが、これは割れ止め材を塗布しているためです。
仕上ったらこれはきれいになくなります。

これは鉋できっちり仕上げて、50年くらい経ったらなかなかいい味が出てくるでしょうね。

その頃になったら僕は生きているかどうかわかりませんが(笑)、今から楽しみです。
どんな方が使ってくださるんでしょうか。



 

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

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