仲間入り

仲間入り

 


 

 

 

 


4/25・26と2日間かけて、西宮市内の現場での建方作業が終わりました。

高台 × 道路が狭い上にきつい坂道 × 住宅地という、施工上はかなりの悪条件(でも竣工したら眺望はバツグン♪)が揃っている現場で、かなりいろいろ苦労しています(汗)。

近隣のみなさま、ご迷惑をおかけしております。
ご理解・ご協力に深く感謝申し上げます。



建方が終わって、建物の骨組みやおよそのボリュームが把握できる状態になりました。
昨日の午後、近隣の住宅と一緒に並んでいるのを見て、どうやらうまくまわりの家に仲間入りさせてもらえそうなくらいの位置・ボリュームに納まりそうで、一安心です。



今回は高知県梼原町森林組合さんに木材をお願いしました。
梼原町森林組合はFSCという国際認証規格に適合した木材を出荷しておられます。

全体の刻みは工場での機械によるプレカット加工ですが、柱と梁の仕口・梁同士の継ぎ手などには金物を使わずに込栓で引く形をとっています。
(下の写真中、小さい四角穴が込栓を通す穴です)

そして通し柱と胴差の仕口( ↓ 写真)など、一般にどうしても機械で刻むと金物に頼る仕口にならざるを得ない所では、要所要所でわざわざ大工さんに手刻みをしてもらっています。

込栓と仕口

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


関係者のみなさん、いろいろ注文の多い設計者ですみません。
でもおかげで金物の寿命に頼らない構造体ができて一安心です。


 

 



古民家/石場建て伝統構法 を 高気密・高断熱で暮らしやすく
(株)木造建築 東風のサイトはこちら↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です