久々の・・・

ここ数日、クライアントのHさんと毎日毎日打合せをしています。
現場は京都市内ですが、京都・大阪・伊丹などで転々と。
今日も昼から京都で打合せです。

朝は毎日西宮市内で竣工間近のM邸へ行って、まず職人さんと打合せを済ませてからHさんとの打合せ場所へ向かいます。
このHさんはフランス在住の方(現在、3週間の一時帰国滞在中)なので、その間に集中していろんなことを決めていかなくてはならず、毎日毎日打合せを重ねているというわけです。

このような(スケジュール過密)状態はもう少しの間続きます。
なにぶん時間的な余裕が無いので、各方面のみなさまに充分な対応ができずご迷惑をおかけしております。
どうもすみません。
ブログの更新もなかなかできないと思いますが、少しお待ちくださいね。

このHさんのお宅の打合せに関しては、うまくクライアントの意向に沿った提案ができるかどうかという点について最初は少し不安でしたが、Hさんのデザインのお好みと僕の提案との間にズレがほとんど無くて、現在までのところ非常にスムーズに設計の打ち合わせが進んでいて、ホッとしています。
Hさんもここ数日の打合せで、自分のデザインの好みに沿った提案が出てきていることにかなり安心されたようで、言葉の端々にそれが現れてきています。

Hさんは京都の数奇屋風のデザインがとてもお好きなようで、僕も久しぶりに数奇屋風のデザインができることをとてもうれしく感じています。
下のスケッチは浴室とサウナのための離れの外観スケッチです。

平屋で寄棟屋根の、小さいけれどむっくりしたかわいらしい感じの建物を、たくさんの樹木が植えられている静かな庭にそっと置いてあげるイメージです。

ゆっくり机の前に座って正確な図面を描いている間がないので、鉛筆でざっと描いてみたのですが、立体的なイメージがHさんにもうまく伝わったようで満足されていました。
よかった、よかった。
(画像をクリックすると拡大表示できますが、稚拙な絵なのでお恥かしい限りです)

【お知らせ】
今月末に奈良県御所市でまちなみを見学するイベントを開催します。
詳しくはこちら

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

2 thoughts on “久々の・・・

  1. さとう

    haya37さん、コメントありがとうございます。
    屋根は銅板一文字葺きの予定です。
    問題は夏の断熱です。
    寄棟屋根の銅板葺きとは切っても切れない問題ですが、あの現場に切妻や入母屋は合わないでしょうからね。

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