自力で古民家を移築再生

先週末、和歌山県田辺市へ伐採の現場を下見に行った帰り、和歌山県内在住の友人・Uさん宅へ寄ってきました。

このUさんはスゴイことをやっています!

「海の近くで、囲炉裏のある古民家に住んで、釣り三昧の生活をしたい」
というご自身の夢を実現すべく、
公務員(もちろん技術職ではない)を定年退職した後
→ 職業訓練学校に行って大工の技術を勉強し、
  → 実際にまず1軒小屋を建ててみてからそこに住み始め、
    → 現在は2棟目となる、母屋の移築工事を行っています。

平たく言うと、大工さんではない一般の素人の方が、1年間勉強をして移築再生をしている、ということです。
しかも筋交いを使わない伝統構法で、竹小舞×土壁仕様です。


小浦1


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


小浦2


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


小浦3


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


これ、プロの大工さんが刻んだのではなく、ほとんどUさんが1人で刻んだものです。

さすがに建て方とか屋根葺き作業とか、土壁塗りなどは友人ボランティアの仲間のみなさんがしょっちゅう(笑)手伝いに行っていますが、それでもみんな素人の人たちです。

すごいパワーですよねぇ~。
本当に、心から賞賛します。
Uさん、これからも頑張って下さい。



註 「もしかして僕にもできるんじゃないか・・・」と思ったあなた。
   率直に言って、安易に手をつけるのはやめて下さい。
   Uさんはきちんと学んで、いろんな現場で実践を積んで
   さらに、友人にメチャクチャ恵まれたのでできているのですが、
   誰にでも真似ができる芸当ではありません。
   ご参考まで。

一つ前の記事に書きましたが、和歌山県田辺市での新月伐採見学会を延期しました。

日程が10/31→11/3(水・祝)に変更になっています。
参加される方は、必ずこちらからあらかじめお申込み下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

2 thoughts on “自力で古民家を移築再生

  1. 応援団の K

    お~っ、やるもんじゃ!
    質問です。
    左官仕事もオ-ナ-さんがやっているのですか?
    それからもう一つ。
    当地の左官屋さんは、竹小舞の縦側から先に塗るのですが、写真では色々あるみたいです。流儀はあるのですか?

    返信
  2. さとう

    Kさん、コメントありがとうございました。
    > 左官仕事もオ-ナ-さんがやっているのですか?
    はい、そうです。
    友人・知人に手伝ってもらいながら、オーナーのUさんがやっています。
    > 当地の左官屋さんは、竹小舞の縦側から先に塗るのですが、
    > 写真では色々あるみたいです。流儀はあるのですか?
    和歌山の流儀はわかりませんが、京都では通常縦側から塗ります。
    でも、昨年東風で伝統構法物件の工事を行った時に左官屋に聞いたのですが、縦側からでも横側からでも塗れるそうで、さして重要な問題でもないようです。
    大阪では横側から塗る、というのをよく聞きます。

    返信

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