飛騨の民家

今日は、先日行ってきた飛騨で撮ってきた写真を2点ご紹介します。

まず1点目は世界遺産・白川郷の近くで撮った合掌造りの民家


白川郷


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


この写真を撮ったのは8月21日だったのですが、ご覧のようにすでに穂が垂れていました。
朝晩は20度前後まで気温が下がり、大変涼しかったですよ。




次は高山市内の吉島家。

土間上部の吹抜けです。


吉島家


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


大きな丸太の梁は赤松、柱は桧でした。

日本の民家では、こういった空間に太い丸太をたくさん組み合わせて重ね、力強さを感じさせる建物が多いのですが、この吉島家は意図的に丸太を減らして、多くが角材によって構成されています。

使われている丸太も曲がりの少ない、端正なものばかりが選ばれていて、空間に緊張感があって柔らかく、女性的な建築だと言われるのももっともです。

吉島家は、座敷も材料の選定や構成など、全てが細部にわたって非常に端正で
繊細なつくり方がなされています。



棟梁は名工と言われた西田伊三郎氏。

飛騨市古川町にある八ツ三館という旅館もこの西田棟梁によるものだそうですが、10月には古川町へ行く予定があり、この八ツ三館にもおじゃまできそうです。

どんな建物だろうかと考えると、今から楽しみです。

近いうちに図書館へ行って、西田伊三郎棟梁のことについて書かれている本を探してみたいと思っています。

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