長材の製材@静岡

7月下旬に、静岡で長材の製材をしました。

一般の木材市場で規格品として常時販売されている構造材は、長いものでも6mの通し柱なのですが、東風では7~9mという材料も使います。

こういった材料は
東風:「3ヵ月後に欲しい」
と言うと、
材木屋さん:「じゃあ人工乾燥炉に入れて乾燥させておきます」
という話になってしまいます。

東風:「天然乾燥材は無いの?」
と言うと、
材木屋さん:「長材は今から伐って乾燥させるのに最低3年はかかるぞ」
と言われるのがオチです。

つまり東風でも、2年後・3年後に使うための木材を今から用意しているのです。

製材201007-1


 


 


 


 


 


上の写真は製材する前の丸太。
杉の原木です。

製材する前には一番外側の荒皮をあらかじめ剥いておきます。

上の画像をクリックして拡大表示していただけると、写真右上の方に製材機に原木を固定する作業をしているオジサンが見えますので、そのおじさんの大きさと木の長さを比べてみて頂ければ、大きさが実感できると思います。


製材201007-2


 


 


 


 


 


冒頭の写真のうちの1本を製材したところです。

この木は非常に素直な木で、節が全く無く、とても美しい木目が出ました。
きれいでしょう?

製材はこういう木目に出会えるので、とってもワクワクします。
今から使うときのことを考えると楽しみです。

3年後=2013年かな?
それまでじっくり乾燥させます。

どこのお宅に嫁入りするんでしょうね?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です